近畿壁材 | 漆喰(しっくい)を利用した仕上げ
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  • 漆喰磨き

    漆喰工事の中でも究極の技術を必要とする最高級の仕上げの一つが漆喰磨きです。漆喰磨きには「本磨き」「黒磨き」「大津磨き」等、色や工法の違う様々な種類があります。鏝で丹念に磨き上げる事で鏡の様に美しく光り、強度と防水性に優れた壁面となります。

    漆喰磨きのポイント

    漆喰磨きに使う材料は厳選したものが必要になります。漆喰磨き用ノロは高級島かべをふるい、すさを取り除くだけで簡単に作ることができます。

    漆喰磨きは左官職人様にしか出来ません。他の業種では決して真似出来ないこの技術を習得しておけば、提案の幅が拡がります。

  • 漆喰(しっくい)のパターン仕上げ

    漆喰は真っ直ぐ塗る事が出来るだけではありません。無限のバリエーションが可能で、自由な発想でアレンジ出来ます。内装の漆喰仕上げを部屋ごとに変えてみるのもおもしろいかもしれません。

    漆喰パターンのポイント

    漆喰でパターンを付ける場合は塗料では表せない模様を作る事が可能で、オリジナルの壁が容易に作成できます。高級島かべを利用することでパターンがしやすくなります。

    1度しごき塗りを行い、水引きを見計らって2度塗りし、その後模様付けする事で、美しい立体感のある漆喰パターンになります。

  • 島かべドカッと!の海鼠壁

    台風などの風雨による被害が大きい地域では、土蔵等の腰回りや雨掛かり部分は瓦張りされており、これらの瓦と瓦のつなぎ部分を漆喰で盛り上げて防水効果を高めます。各地方で様々な特徴のある意匠があります。近年はあまり見かけなくなりましたが、後世に残してゆきたい風景です。

    漆喰海鼠壁のポイント

    漆喰磨きと同様、技術、経験が必要な仕上げです。ドカッとを利用すれば、軽くて丈夫な下地を作る事が出来ます。

    目地埋め後、細縄等で下地を作ると漆喰を盛り付けやすくなります。瓦が釉薬瓦の場合は漆喰が接着しませんので、接着部に接着剤を塗布して下さい。出来るだけ硬練りで作業し、瓦部分についた漆喰はその都度拭き取って下さい。

  • しっくるんのローラー仕上げ

    漆喰は通常、鏝で塗りつける材料です。しかし漆喰をもっと身近なものにするには、鏝塗り後のローラー模様仕上げ等も可能です。しっくるんは、100%自然素材の漆喰をローラーでも施工出来るように改良した漆喰の新しいカタチです。

    しっくるん施工ポイント

    内装石膏ボードのジョイントやビス穴を市販のパテ処理を行い、刷毛、ローラーを用い専用下地材しっくるんベースを塗り、乾燥後しっくるんを2回塗りして下さい。パテ処理が悪いと下地が見えるので注意して下さい。

    しっくるんは2回塗りの材料です。1回目が乾燥後2回目を塗って下さい。下地の透けが気になる方はしっくるんベースを2回塗って下さい。

  • 島かべの漆喰蛇腹仕上げ

    漆喰や石膏を利用し、内部・外部に施し建物の意匠を高める左官技術です。外部では軒や腰回り、内部では天井や壁、天井と壁との交差する部分などに施工します。その他、この技法を応用してカウンターやテーブルなどの装飾として利用出来ます。

    使用材料

    島かべしっくい

    漆喰蛇腹のポイント

    市販の型は無く、左官職人様自身での製作となります。木で作った型に合わせ、薄手のトタン板を型折りで折って、張り合わせて作ります。

    漆喰は硬練りして下さい。何度も型を引けば美しく仕上がります。入隅等、型引き出来ない場所は柳刃鏝等で丁寧に仕上げて下さい。

  • 島かべの漆喰彫刻、島かべの型抜き

    社寺仏閣や洋風建築等で利用する立体的な装飾を、漆喰で作成する事が出来ます。平面な下地に漆喰を盛り立体画とするものや、仏像等の立体彫刻等があります。鏝絵もこの種類です。

    漆喰彫刻、漆喰型抜きのポイント

    木や石と違って削って作成するのではなく、漆喰は材料を足しながら作成するので、変更や修正が出来ます。乾燥すれば石になるので、強度も非常に強いです。

    島かべしっくいに島かべ角又を大量に混入して使います。塗り付け時は海藻糊の色が濃いですが、乾くと漆喰の白になります。

  • 島かべカラー漆喰

    漆喰はもともと白色で、現場配合で作ると色ムラが発生しやすくなります。調合済のカラー漆喰は工場一括生産で色ムラを少なく改良しています。

    カラー漆喰のポイント

    既調合のカラー漆喰を使う事で、材料のロスも少なくなります。漆喰の持つ特徴をそのままに、多様化するニーズに応える事が出来ます。

    漆喰は寒い時期に施工するとテカリが出ます。テカリが嫌な場合は1度しごき塗りを行い、水が少し引くようになってから2度目を塗ると、テカリが出にくいです。

  • 島かべドカッと!の厚塗り漆喰

    近年、日本の伝統文化保護に伴う、町並み保存事業や古民家改修、土蔵補修等が増えております。しかし、工期やコストの問題からモルタル(セメント)での補修が多くなっており、「弱い土壁下地」への「強いモルタル使用」による剥離や亀裂なども報告されております。それらを解決する為、土と漆喰での補修が出来、厚付けが1度に出来るようにドカッとを開発しました。

    厚付け漆喰のポイント

    厚付け漆喰は強度と同様に軽量化も重要です。島かべドカッと!はその軽さと、ドカ付けによる付着力低下を補った砂漆喰です。

    島かべドカッと!は、通常の漆喰とは違い水硬性の反応をします。そのため練り置きが出来ません。当日使う分だけ練ってお使い下さい。

  • リライムで洋風漆喰

    近年、住宅の建築様式も変わり、洋風でモダンおしゃれな住宅が増えてきました。それらの住宅には、漆喰パターンで模様付けされたデザインが合い、洋風漆喰とも呼ばれています。日本の漆喰でこの洋風パターンを実現したのが漆喰リライムです。

    使用材料

    リライム

    リライムのポイント

    リライムには、撥水剤と抗菌剤が背後されています。通常の漆喰より高い撥水性能で汚れやカビから外壁を守ります。

    リライムは、漆喰のフラットな押さえも洋風漆喰のパターン仕上げも両方できる万能漆喰です。下塗りシーラーにはリライムベースをお使い下さい。

  • 瑞黒の黒漆喰仕上げ

    文化財補修や、街並み保存など黒漆喰の需要は無くなりません。しかし、白い漆喰を黒くする技術は難しく、色ムラになりやすい漆喰ではなかなか上手く仕上がりません。島かべ瑞黒は、そんな黒漆喰の難しさを改善した黒漆喰材料です。

    瑞黒のポイント

    瑞黒は、ノロとしてお使い頂ける材料です。薄塗りで塗付け水が引いても押さえることができる漆喰です。

    瑞黒は、通常の漆喰に追い掛けで施工できます。通常の漆喰を塗付け、水が引いたら瑞黒を塗付けて下さい。古い漆喰の塗り替えの場合は、島かべプライマーをお使い下さい。

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