本漆喰|島かべ練り漆喰
文化財用漆喰塩焼き消石灰・貝灰・麻すさ・海藻糊炊き糊を配合した本格的な文化財におすすめする伝統製法の漆喰壁。
伝統建築・重要文化財などの改修工事にお使い下さい。品番
293001
品番
293001
日本の漆喰にしか使われない「炊き糊」。
江戸時代より高価な米糊やにかわなどに代わり、黒葉銀杏草、角又、ふのりなどの海藻を炊き、その煮汁を糊として用いる炊き糊漆喰工法が確立しました。 現在でも伝統建築や文化財建築、これらの保存修復には古い漆喰壁の忠実な再現が必要となります。
文化財仕様に練り上げた「島かべ練り漆喰」は石灰、貝灰、麻すさ、海藻炊き糊、天然植物油を配合し一切の妥協を許さず造りました。
【特長】
〇貝灰配合で文化財にも使える
〇外部用の漆喰用油が配合済み
〇練り漆喰ですぐ使える。練り手間不要!
〇江戸時代からつづく伝統の炊き糊漆喰
【施工方法】
土壁・モルタル・石膏ボード等、あらゆる下地に対応出来ます。
土壁下地:「島かべ砂漆喰」をお使い下さい。
モルタル下地:漆喰専用下塗り材「漆喰ベース」をお使い下さい。
石膏ボード:漆喰専用内装用(内壁)下塗り材「ボードベース」をお使い下さい。
【適応下地】
■外装(外壁) モルタル・コンクリート・土壁・古壁等
■内装(内壁) 石膏ボード・コンクリート・土壁・コンパネ・古壁等
【乾燥時間】
夏:施工後4日間
冬:施工後7日間
※塗り厚や施工環境で誤差はあります。
定価【設計価格】 | 7,280円(㎡=728円) |
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㎡あたり材工設計価格 | 3,530円/㎡ |
標準塗り厚 | 1.5㎜厚 |
標準塗布面積 | 10㎡ |
梱包単位、正味質量 | 1ケース 20kg |
大きさ 単位(cm) | 縦33x横24x幅24 |
主成分 | 消石灰・貝灰・麻すさ |
適応下地 | 土壁・モルタル・RC・石膏ボード等 |
施工事例
用途
漆喰壁仕上げ材として文化財建築の補修、土蔵や土塀などにお使いいただけます。
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よくあるご質問
文化財仕様の漆喰とは何ですか?
A.漆喰に関して特別に文化財仕様としての定義はありません。
本漆喰の原材料(成分)と製造方法を忠実に再現し作った漆喰であり、各種文献にも記載されている「塩焼き消石灰」「貝灰」を主成分に、黒葉銀杏層炊き糊で練り上げた漆喰であることから、文化財仕様の本漆喰として販売しております。
■ 主成分は、塩焼き消石灰と貝灰!
糊は、黒葉銀杏草炊き糊!
すさは、麻すさ!
島かべ練り漆喰は、外壁にも塗れますか?
練り漆喰と普通の漆喰の違いは?
A.練り漆喰は、練ってある漆喰で長期間練り置きしてある漆喰です。漆喰は練り置きすることで消石灰の結晶が大きくなり海藻糊も溶け塗りやすくなります。
練り漆喰にすることで、作業性はもちろん小ひびなども軽減できます。
もちろん、黒葉銀杏草「炊き糊」を使えるのも練り漆喰唯一の特長です。
文化財ではないのですが・・・モルタル下地に塗れますか?
漆喰用の海藻糊「黒葉銀杏層」は購入できますか?
A.販売しております!
ご自身で海藻糊を炊いて漆喰を作りたい方はご相談下さい。
漆喰はなぜ練り置きするの?
漆喰は練り置きすると麻すさが水を吸い込み作業時立ってくることなく、糊の保水力も向上し、作業性が良くなって塗りやすくなるため長期間保管します。
なので、すでに練り置き(練った状態で保管)している「島かべ練り漆喰」は作業性が抜群です。