近畿壁材 | 【土間たたき ウルトラソイル】立ち上がり・壁 施工方法
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【土間たたき ウルトラソイル】立ち上がり・壁 施工方法

【土間たたき ウルトラソイル】はカラー6色ご用意した、人気の意匠性の高い土間材です。

 

 

内部(内装)の床や土間に使用できる、高い強度があるのが特徴の土間材で、店舗内部、ホテル、住宅内土間など、採用実績が増えております。

採用実績が増えるにつれ、店舗ならカウンター部分、住宅なら玄関アプローチの階段の立ち上がり部分や基礎巾木部分など、いわゆる「立ち上がり・壁面」への施工も増えてきました。

ここでは【土間材 ウルトラソイル】を「立ち上がり・壁面」に施工する場合の方法をご説明致します。

 

  • 手順1

    ■下地処理

  • 手順2

    ■混錬(練り方)

  • 手順3

    ■下擦り(下塗り・1回目塗り)

  • 手順4

    ■上塗り(仕上げ塗り・2回目塗り)

  • 手順5

    ■仕上げ「拭き取り」or「掻き落とし」

  • 手順6

    ■白華(エフロ)除去

施工手順詳細

手順1

■下地処理

「ウルトラソイル」の適応下地はコンクリート、モルタルとなっております。

立ち上がり・壁に施工する場合は、下地の表面をくし引きや木鏝で粗すなどし、上に塗る材料の食いつきがよくなるようにしてください。

 

 

表面を粗して仕上げたコンクリート、モルタルが乾燥したら、「ウルトラ下塗材」を塗布し、乾燥させてください。

 

手順2

■混錬(練り方)

立ち上がり・壁に施工する場合は、「ウルトラソイル 壁・立ち上がり用」をご利用ください。

「ウルトラソイル」のセット内容は「主材(色粉末)」「骨材(意匠用骨材)」「配合材(ボンド)」「添加材(遅延材)」の4つです。

先に「主材(色粉末)」「骨材(意匠用骨材)」「添加材(遅延材)」の3つをミキサーで空合わせします。

 

 

その後、水3.4Lと配合材を希釈したものを投入し混ぜ、調整水で固さを調整してください。

 

手順3

■下擦り(下塗り・1回目塗り)

練った材料の一度目塗りを行います。

塗り付けは骨材が転がる程度の厚みで、うす塗りしてください。

 

 

全体に塗り付けができたら、15~20分程度乾燥させ、下擦り材料の水分を少し飛ばします。

手順4

■上塗り(仕上げ塗り・2回目塗り)

下擦りの上に重ねるように、上塗りをします。

2度目塗りで標準塗り厚7.5ミリになるように塗り付けし、表面を整えてください。

 

 

塗り付けが終わったら数時間乾燥させます。

手順5

■仕上げ「拭き取り」or「掻き落とし」

□拭き取り

表面をスポンジで拭き取り、骨材が表面から見えるように拭き取りしてください。

 

 

□掻き落とし

ワイヤーブラシを使用し、円を描くようにまわしながら、やさしく削り落としてください。

 

 

★「拭き取り」と「掻き落とし」の仕上げ選択のポイント

水を使用する「拭き取り」仕上げは床・土間も同じ「ウルトラソイル」で施工するなら可能です。理由は下に水が垂れても、同じように床・土間も拭き取りするためです。

壁のみ施工時は「掻き落とし」仕上げを推奨します。理由は「拭き取り」仕上げを採用した場合、垂れる水の養生をかなりしっかり行わないと床を汚すことになるので、現実的ではありません。

手順6

■白華(エフロ)除去

施工後の白華が気になる場合は洗浄し、白華を除去します。

 

 

 

洗浄には「たたき洗浄剤」をご利用ください。

 

 

【洗浄手順】

①白華表面水洗い

②「たたき洗浄剤」原液で塗布し洗浄

③洗浄後再度水洗い

 

※白華除去も水を使用する作業のため、床・土間も同じ「ウルトラソイル」で施工するなら行える作業ですが、壁のみ施工時は床養生が大変になるため現実的ではありません。

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動画/資料ダウンロード

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