近畿壁材 | 黒漆喰を外壁にお願いされた工事業者様へ!外壁に黒漆喰を塗る方法
MENUメニュー

利用場面に応じた使い方CONSTRUCTION METHOD

黒漆喰を外壁にお願いされた
工事業者様へ!外壁に黒漆喰を塗る方法

黒漆喰を外壁に塗りたい!でも失敗しない?


 

外壁の黒漆喰は難しいイメージがある

伝統工法、外壁の黒漆喰仕上げ。真っ黒な壁はシックで大人なイメージ。かっこいいですよね。

街並み保存や一般住宅の現場でも需要は多く、お問い合わせをよくいただく施工方法です。

そんな黒漆喰を街並み保存や文化財、また住宅の外壁に施工を依頼された工務店様へ!

外壁に塗れる黒漆喰があります。

そんな工務店様のご要望にお応えするのが「島かべ瑞黒」

「島かべ瑞黒」は調合済み、練り状の黒漆喰のため開ければあとは塗るだけ。

 

色ムラは対策すれば大幅に減らせます

 

ただ色ムラにならないですか?昔から黒漆喰は難しいと言われてますもんね。

もちろん漆喰は自然素材なので100%色ムラにならないわけではございませんが、長年蓄積してきた漆喰のノウハウを詰め込み、施工中に発生する色ムラをできる限り抑え製品化しております。

また施工後の色ムラに関しては、事前に対策をすることで、色ムラ(色ボケ)の発生を大幅に減らすことができます。

  • 手順1

    ◇下地はラスモルタルをご利用ください

  • 手順2

    ◇下地処理(吸水調整)にシーラーを刷毛などで塗布

  • 手順3

    ◇専用下地材コテ塗り

  • 手順4

    ◇島かべしっくいコテ塗り

  • 手順5

    ◇瑞黒仕上げコテ塗り

  • 手順6

    ◇表面保護のために漆喰用撥水剤を刷毛などで塗布

施工手順詳細

手順1

◇下地はラスモルタルをご利用ください

ラスモルタル下地を各モルタルメーカーの仕様に従い、全面ネットなどで亀裂対策行ってください。
またモルタルは施工後の養生期間を十分設け、完全乾燥してください。(養生期間7日以上)

_DSC2488 

 

手順2

◇下地処理(吸水調整)にシーラーを刷毛などで塗布

乾燥したモルタル下地に「島かべドライストップ」を刷毛またはローラーで塗布し、吸水調整(水引調整)します。塗布後12時間養生
吸水調整することにより、上に塗る専用下地材の作業性、コテ伸びが良くなります。

≫島かべドライストップくわしくはこちらからご覧いただけます

手順3

◇専用下地材コテ塗り

専用下地材「漆喰ベース」を0.7㎜厚で薄くしごき塗り。塗り付け後24時間養生

「漆喰ベース」で下地を作ると水引きムラがでず、仕上げ塗り黒漆喰の施工時の色ムラを軽減できます。

漆喰ベース荷姿写真webサイズ300[1]

≫上塗り漆喰が塗りやすくなる下地材漆喰ベースくわしくはこちらからご覧いただけます

手順4

◇島かべしっくいコテ塗り

「島かべしっくい」を平滑に塗り下地をつくります。

島かべしっくいを1.5㎜厚で塗り付け。

≫島かべしっくいくわしくはこちらからご覧いただけます

手順5

◇瑞黒仕上げコテ塗り

下塗り島かべしっくいへ0.5㎜厚で薄く塗り付け。追い掛け塗り及び、乾燥面への施工どちらでも施工可能です。
追い掛けの場合は、手に付かないくらいの水引きのタイミングで塗り付けて下さい。軟らかく練ってできるだけ薄く塗って下さい。
乾燥している下塗り島かべしっくいには、「島かべドライストップ」を塗布し、 完全乾燥させてから瑞黒を塗ってください。

【ポイント】
施工中に発生する色ムラを軽減するには、寒い日、特に冬場などは施工をお控えください。
また追い掛けで塗る場合は、下地の水引きを均一にしてください。

手順6

◇表面保護のために漆喰用撥水剤を刷毛などで塗布

黒漆喰が乾燥したら、漆喰用の撥水剤を塗布し、漆喰表面を保護します。塗布後24時間養生
撥水剤で保護することで、黒漆喰施工後の色ムラ(色ぼけ)を大幅に軽減できます。
 

【注意事項】
※ 撥水剤で保護しても絶対に色ムラにならないわけではございません。
  漆喰は自然素材で呼吸する壁材であることをご理解ください。

≫漆喰専用の撥水剤くわしくはこちらから・・・

注意事項

施工上の注意事項

・混練:製品は練り状ですが、硬い場合は加水し練り戻して下さい。
・下地は島かべしっくい等でできるだけフラットにして下さい。瑞黒の厚塗りは出来ません。
・柱・サッシ等の養生はしっかりと行って下さい。黒の汚れが取れなくなります。
・島かべしっくいへの追い掛けの場合は、水引きを一定にして下さい。色ムラの原因になります。
・瑞黒の塗り付けはノロ掛けです、塗り付けが難しい場合は、軟らかい鏝で塗り付けて下さい。
・鏝波を消すように押さえて下さい。押さえすぎると色ムラになる場合があります。
・冬場(12月~2月)頃の施工は行わないで下さい。白華、色ムラの原因になります。
・雨のよく当たる場所は白華します。