近畿壁材 | 外部に土壁塗れるの?そんなご要望をお持ちの方へ!
MENUメニュー

利用場面に応じた使い方CONSTRUCTION METHOD

外部に土壁塗れるの?
そんなご要望をお持ちの方へ!


 外部の壁に土壁塗りたい!実は塗れるんです


 

 

お客様からのご質問

 

Q:外部に土壁を塗りたいんだけど大丈夫?

A:土壁に混入する撥水剤を混ぜて塗ることで、外壁の場合でも施工することができます。

 

通常外部の壁に土壁で仕上げ塗りすることはできません。

素材が土のため強度に問題があり、雨で流れてしまうからです。

しかしモルタルで下地を作り、その上に土壁の弱点でもある強度を高めた「塗ってくれい」で仕上げ塗りを利用することで外壁仕上げが可能になります。

強度を高めた土壁「塗ってくれい」に混入用撥水剤「ミクサップ」を混ぜて仕上げ塗りすることで、雨に打たれても流れない強靭な土壁になります。

  • 手順1

    ◇モルタル下地の確認

  • 手順2

    ◇下地処理(吸水調整)

  • 手順3

    ◇下地材 さっと!塗り

  • 手順4

    ◇仕上げ材 土壁 塗ってくれい塗り

施工手順詳細

手順1

◇モルタル下地の確認

ラスモルタル下地を各モルタルメーカーの仕様に従い、全面ネットなどで亀裂対策行ってください。
またモルタルは施工後の養生期間を十分設け、完全乾燥してください。(養生期間7日以上)

_DSC2488 

手順2

◇下地処理(吸水調整)

乾燥したモルタル下地に「島かべドライストップ」3倍液を刷毛またはローラーで塗布し、吸水調整(水引調整)します。塗布後12時間養生


吸水調整することにより、上に塗る下地材塗りの作業性が良くなります。

 

手順3

◇下地材 さっと!塗り

モルタル全面に下地材「さっと!」を0.7㎜厚でうすくしごき塗り。

さっと!は上塗りの作業性をよくし、接着力も向上する下地材です。

完全乾燥!

さっと!は速乾性で、夏場12時間、冬場24時間程度で乾燥します。
 

手順4

◇仕上げ材 土壁 塗ってくれい塗り

Ⅰ塗ってくれい 練り方

①水3.4Lと「塗ってくれい」液体の配合材550g、混入用撥水剤「ミクサップ」400gをバケツに入れます。

■配合比 塗ってくれい10.55㎏ 2セット : 混入用撥水剤 ミクサップ800g 1袋

IMG_1201 


②粉末の主材10kg を投入します。

③ハンドミキサーを利用し、少し固い程度でよく混ぜます。
その後少しづつ加水し、塗りやすい固さに調整して下さい。

IMG_1189

④30 分程度練り置きすることでより塗りやすくなります。

IMG_1194

 

Ⅱ 塗ってくれい 塗り方

塗ってくれいを壁全面に2㎜厚で塗り付けます。
下地が凸凹している場合は厚みを付けて塗り、平滑にしてください。一度で厚みを付けて塗るのが難しい場合は、2 度塗りで平滑にしていただいてもかまいません。

SnapShot(23) nuttu IMG_6701
塗り方は平滑な仕上げだけではなく、パターン(模様)を付けた仕上げ方もできます。

注意事項

施工上の注意事項

● 混練時水量は3.8L で練り、その後少しづつ加水して硬さを調整して下さい。
● 12 月~ 3 月頃の期間は昼夜気温5℃以下になるような状況では施工しないで下さい。
● 不陸が気になる場合は厚塗りか2 度塗りして下さい。