土間材を施工する下地はコンクリートが圧倒的に多い
現代建築では強度や工期の観点から、土間にコンクリートを打つことがほとんどです。
そんな現代の下地コンクリートに、土・石灰・にがりを素材とする伝統的な土間たたきを施工するには、適切な下地処理が必要になります。
そのまま施工するだけでは下地と接着しない
そのまま施工すると下地コンリートに接着せず、浮いて割れの原因になり、たたきそのものの強度も低下します。
ここではコンクリートに伝統のたたきを定着させる施工方法をご紹介します。
- 手順1
◆下地処理 うす塗り用樹脂入りモルタル塗り、または引き糊しごき塗り
- 手順2
◆重吉たたき 打設
- 手順3
◆重吉たたき スポンジ拭き取り、養生
- 手順4
◆乾燥後表面清掃