伝統の土間たたきは長い年月が経つと削れて凸凹になる
玄関など、特に人の出入りが多い場所に施工された昔の土間たたきは、年月が経つと少しずつ削れて、長い年月をかけ、凸凹になります。
古民家などに使われてきた、伝統的な土間たたきは、セメントが無い時代に土を固め、強度を出す方法としてできた工法です。
使用している材料も昔からある素材で、土や石灰が使用されており、強度もセメントやコンクリートほどありません。
基本的に土を押し固めたものなので、すぐに削れることはありませんが、長い年月をかけて少しずつ、人の出入りの激しい所は削れ、掘れて凸凹になっていきます。
凸凹が大きいと、つまずいたり、歩きにくいため、古民家のリノベーションでは、古い土間たたきの上に、また「土間たたきをしたい」というご要望は多くあります。
そんな古民家のリノベーションに使用する、本物の土間たたきの施工方法をご説明します。
- 手順1
下地の補強
- 手順2
下地不陸調整(平滑にする)
- 手順3
仕上げの重吉たたき施工