近畿壁材 | ブロック下地に漆喰を塗る方法
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利用場面に応じた使い方CONSTRUCTION METHOD

ブロック下地に漆喰を塗る方法

 

■ブロック下地に施工するには水と動き 二つの対策が必要!

 

ブロックに直接漆喰を塗ることはできません!付着はしますが、すぐ剥がれてしまいます。

また、そのまま塗るとクラック(割れ)が発生します。

 

その理由としては・・・

・コンクリートブロックは水をよく吸い込みます。地面や壁面から吸い込んだ水がブロックと漆喰の接着境界面に到達し、剥がれてしまいます。

・ブロックは振動などで動きやすい下地です。動いた時、ブロックの目地部分などからからクラック(割れ)が発生します。

 

以上のようなことから雨水を通らないようにする対策、躯体(下地)を固定し動かないようにする、二つの対策が必要となります。

  • 手順1

    下地処理

  • 手順2

    下塗り

  • 手順3

    中塗り

  • 手順4

    上塗り

施工手順詳細

手順1

下地処理

ブロック面を洗浄し、乾燥したら「島かべドライストップ」3倍液を塗ります。

 

 

※ブロックの目地部分はモルタル補修材、または「漆喰ベース」で埋め、フラット(平滑)にします。

 

手順2

下塗り

■軽量モルタル2回塗り(約10㎜~)

 

 市販の軽量モルタルでOKですが、練る時にドライストップを入れて練り、防水効果を上げたモルタルを塗り付けします。
※1回目5㎜塗りと2回目5㎜塗りの間に「島かべネット」を全面貼り付けます。 ネットをモルタル面に伏せこむことで割れに強くなります。

 

手順3

中塗り

■「島かべドライストップ」と「漆喰ベース」0.7㎜厚でしごき塗り

モルタルが完全に乾いたら、「島かべドライストップ」を3倍液でモルタル面に塗り、吸水調整します。

ドライストップ乾燥後、「漆喰ベース」を塗ってください。

 

手順4

上塗り

ハイブリッド漆喰「リライム」を仕上げ塗りします。

「漆喰ベース」が乾燥したのを確認し、ハイブリッド漆喰「リライム」を練って塗ってください。

 

仕上げはフラット(平滑)仕上げから、さまざまなパターン(模様)仕上げまでお好みでご選択ください。

 

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