2021/01/30
土壁材料!淡路中塗り土
淡路島の地場産業!淡路瓦の原料としても有名な淡路土、土屋重吉ではその淡路土を「土壁」原料として販売することで創業しました。
戦前は石膏ボードもラスモルタルもまだまだメジャーではありません、建築の主役は竹小舞下地の土壁か、木摺り下地によるプラスターや漆喰塗りでした。
そのような状況で、土壁の販売を始めた重吉が、全国に販路を広めていきました。
今回ご紹介する「淡路中塗り土」は100年以上、途切れることなく売り続けている商品です。
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淡路中塗り土は、淡路島南の山中から産出する鉱物資源で、品質や色によって瓦用や土壁用、モルタル混和材などに分類されます。
山から採った状態ではただの岩石のような状態で、これを長期間乾燥後、粉砕し篩い分けして製品にします。
販売する中塗り土は、粉土とも言われ粉砕して粉状になったものです。この土に、藁すさと砂を混ぜて中塗り土とします。
配合が、熟練の職人さんの感覚的なものがあり難しいと言われています。
土屋重吉では、この難しい配合を行なった既調合中塗り土として「中土」を販売しております。