荒壁土と中塗り土は、どちらも土壁に使用されます。
土壁に使う「荒壁土」と「中塗り土」の大きな違い何か?について調べてみなした。
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まず「荒壁土」は藁からなる割れ防止ための「荒すさ」と混ぜ、土壁の下塗りに使用します。この壁を荒壁と言います。
そして荒壁は、小舞下地に50㎜程の厚みを付けたりします。なので荒壁土は中塗り土に比べ非常に粗い土が混ざっています。
このように厚塗りする荒壁には、施工しやすくする伝統的な工法があります。
それは荒壁土と荒すさを混ぜ練った後に長期間保管する「腐り土」と言う工法です。
このように昔から荒壁は工夫され、土壁の下地に使われてきました。
次に「中塗り土」は土壁の下地の荒壁とは違い、土壁の中塗りに使用します。
文字通り中塗りは、上塗りと下塗りの間の工程です。
中塗りは下地の不陸(凸凹)を平らにするために塗ります。
なので下地の荒壁とは違い、10mmほどの厚みで施工します。このため中塗り土は荒壁に比べ施工しやすくなっています。
このように「荒壁土」と「中塗り土」ついて調べた結果、土壁でも用途や土の性質が違うことがわかりました。
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