2020/11/19
『チリトンボ・・・』 本当に昔の方は左官材料にも粋な名前をつけますねぇ~ 最近では大変希少になってきた製品ですが、重吉ONLINESHOPでは販売を続けております。 ≫重吉トンボのご購入が可能です。コチラ・・・
というわけで、上記の写真何かわかりますか?
じつは、これも伝統の左官仕事には欠かせない大切な材料なんです。
昔は沢山作る人もいて、使う人も沢山いましたが、今では本当に希少な商品となってしまいました。
写真では何かよくわかりませんが、全体ではこんな形と大きさです。
上の麻の紐に釘が付いた形の物が1本です。
これを土壁を塗る柱に10cm間隔で、付いている釘を打ち付けていきます。
こんな感じです。
そしてこの麻紐を広げて塗った土壁で埋めていきます。 ・・・ちょっと説明が雑ですが・・・
上手く説明できませんが、そのようにして柱際を塗ると、塗った土壁と柱の隙間が出来ないようにするための仕組みなんです。
柱と塗った塗り壁材の隙間が空くことを建築業界では「チリ切れ」なんて呼ばれることもあります。
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