2020/11/17
ネットはクラック割れ防止に使用します
仕上げ塗りを行う下地になる、モルタルや土に写真のようなネットを挟み込むことがあります。ネットを挟み込むことによって、下地に割れを発生しにくくするためです。
下地が割れてしまうと、当たり前ですがその上に塗る、仕上げ塗りにも割れが発生してしまいます。ですので、塗り壁は下地が命と言っても過言ではありません。
ネットを下地に挟み込む時注意したいのが、材料のを覆うように伏せこむ、ネットをきれいに塗り隠すということです。
ネットは材料から水が抜けて乾燥していく過程での収縮に対して非常に有効で、表層に近ければそれだけ表面のクラック防止に役立つ優れものです。
しかしネットが表層に出ている状態だと、ネットが水を吸わず、仕上げ塗り材料との接着界面で剥がれてしまう可能性があります。
上塗り材料が樹脂などボンドが入った材料なら、接着力が高いのでリスクは低くなりますが、漆喰や土壁のような自然素材はそこまで接着力がないので、きっちりと伏せこみ、塗り隠すことが大事になります。
«漆喰専用のネットはこちら・・
漆喰の強アルカリにも負けない、繊維そのものが耐アルカリ繊維のネットになっております。
«土壁用の麻ネットはこちら・・
土に伏せこむネットはガラス繊維では水を吸わない為、材料と馴染みません。なので麻繊維が効果的です。
すべての漆喰工事に!日本伝統の本物の漆喰壁!島かべ漆喰をお勧めします。
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