2020/10/08
土壁強化をしっかり行ったら次は不陸調整
土壁補修はVol.2でも言ったが、凸凹とかなり不陸があり、調整するには塗り厚が厚くなる場合がほとんどである。
問題は厚く塗るとそれだけ塗った壁材の重量負担が下地にかかってしまうこと。
同じ材料である土、この場合は中塗り土になるが、中塗り土は厚く塗れるため、不陸調整には適した材料と言えるがデメリットもある。ひとつは骨材が砂のため、非常に重いこと。
もうひとつは塗ってから乾燥するまでの養生期間が長く、なかなか次の工程にすすめない。
昔のように土を塗ってから数か月養生し、それから次の工程に進む!なんてことは現代ではなかなかできない。非現実的である。
厚く塗れ且つ、軽量の塗り壁材が不陸調整には最適
そこで弊社がすすめるのが【島かべドカッと!】である。問題になる重量は軽量化してあり、水よりも軽い。
さらに厚塗りしてもはやく乾燥するように、乾燥促進剤を配合している。
土壁のデメリット部分は解消できたが、【島かべドカッと!】の良い部分はこれだけではない。そもそも土壁と漆喰なので、強度比較は言うまでも無くしっくいの方が高い。
また一度に塗ることができる施工厚も、中塗り土は約10㎜なのに対し、ドカッと!は約20㎜と倍の厚さまで可能にした。これでさらに不陸調整作業のスピードが上がる。
【しっくいドカッと!】はこのような古い土壁補修を想定し、開発をすすめた製品になる。
vol.4へつづく・・・
すべての漆喰工事に!日本伝統の本物の漆喰壁!島かべ漆喰をお勧めします。
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