2020/07/22
大津壁は、色土と石灰を混ぜ色の付いた塗り壁。
大津壁とは何なのかについてを調べてみました。
大津壁にも様々な種類があり、今回は大津壁中でも比較的ポピュラーな「並大津」をご紹介したいと思います。
ポピュラーとは言え塗り壁のド素人の僕は、「並大津」と言う名前を聞いたことがありませんでした。
「並大津」は、色土と石灰、紙スサを使った塗り壁です。
この配合を細かく変えることにより、白大津、黄大津、浅黄大津など様々な色に仕上げることができます。
「並大津」の施工は、各地方や職人さんによって異なりますが、基本的に土壁下地と同様に木舞下地を使用し、中塗り土を使用した中塗りの上に施工することが多い。
コンクリートやモルタル下地にはあまり適してなく雨が直接当たる場所に施工すると剥がれる危険性があります。
「並大津」の施工は難しく、ですがマットで上品な仕上げ材となっていることがわかりました。
次回は、「磨き大津」について調べたいと思います。
「ここ間違ってる」や「このほうが良いよ」などアドバイスがございましたら
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