2020/07/21
荒壁土は下塗り用で中塗り土は中塗り用です
荒壁土と中塗り土の違いについて調べてみました。
まず荒壁土と中塗り土は施工目的が異なります。
土壁を塗る際に様々な工程があり、荒壁土と中塗り土は別の工程になります。
まず荒壁土と荒スサを加え練ったものを「荒壁」といいます。
そして土壁の基礎の木舞竹の上に荒壁を塗って下地を作ります。
そして中塗り土と砂、藁スサを混ぜたのが「中塗り土」といいます。
中塗り土は、荒壁の表面のひび割れをなくす「大直し」という工程の後に塗る壁です。
中塗り土の後に仕上げの土壁を塗ります。ですが中塗り土を仕上げ材として使用する場合があります。
このように荒壁土と中塗り土は、土壁を施工するのに必要な別の土なんだと知りました。
荒壁土(練り状)は、荒スサと混ぜて使用する練土です。
中土は、水で練るだけで使える配合済み中塗り土です。
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