古くなった土壁を固めるには【土強】!
古民家の内装等、古い土壁がボロボロしてお困りではないでしょうか?
弱くなった古い土壁は、表面がボロボロするので補修で塗り替えや現状の土壁を固めるといった方法はございます。
その場合、ボロボロ取れる土壁は取り除いて、残っている土壁を固める為に浸透性の土壁強化剤「土強~どきょう~」を塗布して強化して頂いています。
【土強】の性能を確かめる強度試験の結果!
こちらは外部で半年ほど置いていた見本です。
全面に中塗り土壁を塗り、半分だけ土強を塗布していましたが、台風の影響で塗布していない半分だけ土壁が無くなっています。
そんな中でも土強塗布の箇所はきちんと原型が残り、土壁の強度が高くなっているのが分かります。
しかし、「土強」はあくまでも土を固めるもので外部の土壁に塗布するのものではございません。
外部の土壁を保護したい場合は、土壁専用撥水剤をご使用ください。
【土強】はどんな場合に使用する?
土強は、あくまでも仕上げ材の表面を保護するものではなく、古くなった土壁を塗り替える際に下地の土壁の強度を高める材料になります。
ですが、現状の古い土壁がボロボロしなくなれば、見た目は気にしないお客さまは土強を塗布して仕上げる場合がございます。
土強を塗布した面は、乾燥後も表面が塗れ色になり表情が変わるのでご注意ください!
土壁の塗り替えや固めて塗り替えない場合も、「土強」で古い土壁を固めるのがオススメです。