厚く塗る事で模様の立体感を出せる土壁 |
最近、漆喰なら砂しっくい(中塗り漆喰)仕上げや、土壁なら中塗り仕舞いなどをご採用いただく機会が増えました。
上塗りを綺麗に仕上げる為の中塗り工程がそのまま仕上げとして使いたいという実例ですね。
このような通常中塗りとして使用されていた塗り壁を、仕上げにする理由はずばりデザイン!
写真のとおり、元は中塗りに使っていたので、砂やすさ(繊維)などの素材が表面によく見え、平滑で滑らかな表面の塗り壁とはまた違う、力強いイメージのデザインになります。
また中塗り壁は仕上げる、上塗り壁よりも厚みを持たせて塗れる仕様になっているため、模様の凹凸もしっかり付けることができ、立体感を出すことができる特徴があります。
中塗り塗り壁を内壁に塗る場合も、下地が石膏ボードになることが多いです。
砂しっくい(中塗り漆喰)仕上げは全然大丈夫ですが、10㎜(1センチ)程度塗り付ける中塗土を施工する場合は、塗った土壁がなかなか乾燥しないため、水を持ってる期間が長く、その水分を石膏ボードが吸ってしまい、石膏ボードが反るなどの変形をおこしてしまう事が多々あります。
ですので、一般的には石膏ボード下地には出来るだけうす塗りで仕上げる方が良いですね。
そのな時におすすめしたいのが土壁「塗ってくれい」です。
土壁でありながら、仕上げのデザインにも融通がきき、厚みも1~5㎜程度までは自在にできます。
さらに乾燥も従来の土壁に比べ早いので、石膏ボード下地には最適な製品になっています。
厚く塗る事で仕上がり表情が変化し、模様に立体感を出せる漆喰や土壁。ぜひご検討ください。
漆喰、土壁のことならご相談ください!