お客様の左官職人さんとお話をさせて頂くと、中塗り土下地と漆喰壁の相性に匹敵する下塗りはないよね~
とよく耳にすることがあります。
まして、磨き仕上などになると土中塗り下地でないと施工できない場合もあります。
このようなニーズは何年も前から聞いてはいましたが、時代の流れで石膏平ボード(PB)下地に変わる中、土中塗りを塗ることは年々難しくなってきました。
しかし、近壁(キンヘキ)は諦めません、この度ボードにぬれる中塗り土下地材を開発製造いたしました。
主材はもちろんClay「粘土」土から出来ており、みじん砂や藁スサも配合した中塗り土材です。
「土壁をボードに直接塗って大丈夫?」
「安心して下さい、塗ってくれい!」
というわけで、
この春発売のボードに直接塗れる中塗り土、「塗ってクレイ」が登場です!
粘土だけにClay、商品名が「塗ってクレイ」ふざけていませんマジです。
今日は、日頃動画撮影に使っている近壁スタジオの壁を社員説明会をかねて塗ってみました。
まず驚いたのが、練りやすさです。土壁は練るのが手間ですが、塗ってクレイは非常に混ざりやすい材料だと実感しました。
厚みは、1mmぐらいから3mmぐらいの厚塗りも可能で、このまま土壁仕上に使う場合は、ジョイントが見えないように3mm程度塗ると見えなくなります。
※もちろん、パテ埋めやジョイントテープは必要ですよ。
社員の皆さんにとりあえず塗ってもらいましたが、素人が塗ってもなかなかの塗りやすさ、プロが塗ればほぼ糊土と変わらない表情になります。
試験施工と実験を繰り返し、現在ほぼ完成しておりますが、もう少しお待ち下さい。
このブログを読んで頂いた方限定で、こっそりモニターサンプル進呈します。
使ってみたい方は、お電話かメールお待ちしております。
「塗ってクレイ」発売までもうしばらくお待ち下さい。
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