近畿壁材 | 【土壁販売専門メーカー】荒壁土と中塗り土の違いは?
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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/10/14(木曜日)【土壁販売専門メーカー】荒壁土と中塗り土の違いは?


荒壁(下塗り)と上塗りの間に塗るのが中塗り土


 

小舞荒壁土や中塗り土についてご相談下さい!

 

弊社の土素材を使用した商品ブランド「土屋重吉」!
そのまま練るだけで使える既調合品からわらすさや土そのものの原材料まで幅広く取り揃えています。

 

沢山あってどれを使用していいのか迷う方もいらっしゃると思いますので簡単にご紹介します。

 

・荒壁用(下塗り)
竹で編んだ木舞下地にドカンとつける土が淡路荒壁粘土です。練った状態の商品ですので、ここに荒スサを混入し充分に寝かせてから使用します。
柱の太さで塗り厚が決まりますが、だいたい50㎜ぐらいは付けるでしょうか。その他に補修の用途でも使われたりします。土で10㎜以上の厚みを付けたい場合は荒壁粘土がいいでしょう。

 

・中塗り
文字通り荒壁と上塗りの中間層の事です。仕上げの前工程という方が正しいかもしれません。この工程が壁の良し悪しを決める重要な工程です。荒壁で出来た不陸(凸凹)を直し、尚且つ上塗りの漆喰や土壁が塗りやすいように平滑に仕上げていきます。中塗り工程の塗り厚は10㎜前後です。配合も土によってバラバラで職人様の好みに合わせての現場調合が当たり前でした。
近頃はこの中塗りをそのまま仕上げとしたり、さらには意匠用のわらすさを追加して塗ったり、掻き落としをしたりと様々な工夫がされ、需要が高まっていますね。

数年後に上塗りを塗ってもいいし、勿論そのままでも・・・
土感が一番分かる仕上げのような気がします。
弊社は配合が手間だという方の為に、淡路中塗土に骨材の砂やわらすさを適量混入した、水練りするだけの既調合中塗土「中土~なかつ~」も販売していますので是非ご利用下さい。

 

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