竹小舞下地の芯材として利用される
小舞掻きの芯材として使われる間渡し竹は、通称女竹ともいわれ、関西方面でよく使われる材料です。小舞下地を作る場合、地域によっては間渡し竹を入れない事もあります。
柱の間をつなぐことを間渡しといい、柱と柱の間に入れる竹を間渡し竹と言います。
小舞を組むにあたり、柱と柱の間に縦、横に間渡し竹をとおし、芯材にします。そこに小舞竹(割り竹)を取り付け、固定します。
小舞竹は細い竹なので、間渡し竹に固定することで下地の強度を上げています。
間渡しには竹が一般的ですが、木材をつかう地域もあります。
間渡し竹にはこのような役目で利用されています。
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