近畿壁材 | 本格茶室で重吉たたき~その1
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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/08/31(火曜日)本格茶室で重吉たたき~その1

たたき(三和土)は何で固まっているの?


土屋重吉の本格的重吉たたきは、土と石灰とにがりで出来ている本格的な土間たたき材料です!
>本格的な土間たたき材料、重吉たたきをお探しのお客様は・・・こちら!

茶室の犬走に重吉たたきをお使い頂きました。

たたきは(三和土)は、土と石灰とにがりを配合し、鏝や木槌でたたきしめる日本の伝統工法です。
土と石灰の反応で、セメントのように固くなるのが特徴です。


>土間たたきを行うのに便利なたたき用の鏝!

たたきは、通常のモルタルのような材料とは違い、バサバサの材料をたたきしめて仕上げていきます。
そんなたたき材料、この度茶室で使った現場をご紹介!

土間たたきの施工下地は?

土間たたきは、下地が砕石などしっかりと転圧した下地で、しっかりと散水し水養生を行って下さい。

土間たたきは、バサバサの材料をたたきしめて施工するので、水不足になりがちです。下地はしっかりと水打ちしてくださいね!

本当に土間たたきは、たたきしめるの?

「たたき」だけにたたきしめて下さい。通常の鏝だと鏝が壊れてしまいます。たたき専用の鏝やタコと言われる木槌などでしっかりたたきしめます。
でもあんまりたたきすぎると逆に割れやすいので注意が必要です。硬すぎるのもね!遊びも必要ですね。

角の面はどうやって丸めるの?

今回施工いただいた左官職人さんは、型枠を外してから、余分な角部分を木の板で削り落としてから、丸面の鏝で水打ちをしながら丸めていました。

型枠は、意外にもすぐに外せますよ!外してもたたき固めているので問題なしです。

土間たたきの仕上げは?どのようにすればいいの・・・

たたきの表面をボロボロさせないために、鏝でしっかりと押さえてノロを浮かせて伏せこみます。

ノロが浮きにくい場合は、刷毛で水打ちしながら揉みこむのがポイントですね!

しばらくして、最終スポンジ吹き!で完成

土間たたきの最終仕上げはスポンジ拭き!

スポンジで拭き取っている写真が・・・無い・・・というわけで
下はイメージです!

で完成!

>こんな本格的な土間たたき材料をお探しのお客様は・・・重吉たたきをお使い下さい。

 

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