土壁上塗りに使われる藁すさ「みじんすさ」
みじんすさは文字通り、細かく切断された藁すさです。
なのでみじんすさは、仕上げ材に混入しても目立ち過ぎないのが特徴。
細かく切断されていても、すさとしての役目は損なわれません。
みじんすさは、水ごね仕上げに使われていた!
水ごね仕上げは土と川砂、それからみじんすさを混ぜ合わせ、1~2日ほど寝かせた土壁材料を使用します。
「みじんすさ」の製法
3㎜以下に細かく切断し、藁の節の部分を除去してふるいにかけます。
原料には、古縄や古くなった藁が使われることもあります。
仕上げ表面にすさがほとんど見えない、上品な土壁仕上げをお考えの方に「みじんすさ」をぜひおすすめさせていただきます。