土と藁すさを足で混ぜる!フミフミ!
古民家や伝統建築に使われる「小舞荒壁下地」。
小舞下地に塗る土壁は「荒壁土」になりますが、そんな荒壁の材料の練り方をご紹介!
荒壁土の練り方
荒壁の材料の土と藁すさをホームセンターなどでも販売している「練り船」を使って練ります。
荒壁土は、足で材料を踏んで練りしょう。
練る際は、裸足で練るのがおすすめ!
長靴だと脱げそうになり、練りにくいので裸足もしくは、田んぼ用の長靴でもOK。
施工前のポイント!
荒壁土を練った直後でも材料を塗ることは可能です。
ですが、練ってすぐ塗り付けをすると材料の藁すさがピンピン跳ねて、塗るのがかなり難しい。
なので長期間、材料を寝かせて置くのがポイント。
これを「腐り土」といいます。
長ければ半年ほど寝かせる場合もあり、色がだんだん変わります。
荒壁の施工の際は、これらの方法をぜひ、お試しください!
実際に荒壁土の練ってみた動画もアップしております。