店舗内装!土壁(荒壁)を壁にぶつける仕上げ!
お客様より店舗の内装リフォームで、土壁を壁にぶつけて凹凸感を出す仕上げのご相談を頂きました。
工事が進み、その途中経過の写真をお送り頂いたのでご紹介します。
飲食店と思いますが、こだわりと雰囲気のある店舗のようで、仕上げのイメージがはっきりデザインされていたようです。
リフォームで、下地はモルタル下地
モルタルへの土壁は、あまりモルタルが金鏝押さえでツルツルしているのはよくありません。
土壁がしっかり食い付く様に、木鏝や櫛引きしておくと良いと思います。
また、モルタル乾燥時に白華(はっか)が起こり、表面に白い粉が浮くと付着も悪くなるので、念のため、ドライストップを塗ることをお勧めします。
ドライストップが乾燥したら引き糊(中塗り土)を塗ります
今回は、荒壁仕上げなのでいったんモルタル面に引き糊、中塗り土を塗ります。
荒壁土は乾燥収縮が大きく、割れや浮きが発生します。
モルタルに直接塗るのは避けた方がよいと思います。
また、中塗り土に少し、ドライストップを入れておくと、下地との付着がより一層向上します。
引き糊代わりに、モルタルへの下塗り(中塗り)を行う【中土(なかつ)】
荒壁土をぶつけるそうです。
ドイツ壁でもありませんが、内装ならこのような土壁をぶつける仕上げもかっこいいですよね。
やはり凹凸感や立体感のあるデザインは塗り壁の特徴でもあります。
荒壁練土に荒すさを入れてデザイン
荒壁練土と荒すさがセットになった商品もございます。
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