文化財仕様の漆喰と通常の漆喰何が違うの?
大きな違いはありませんが、肝は「貝灰」と「黒羽銀杏層炊き糊」の有無が重要!
香川県高松市にある栗林公園。国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中では最大の広さで、四百年近い歴史を誇る江戸初期の回遊式大名庭園です。
訪問した日は平日でしたが、外国人観光客の方が多く訪れており、さすが香川県屈指の観光スポットです。
そんな広い栗林公園内にある商工奨励館。もとは明治32年に香川県博物館として建築された建物ですが、こちらの外部の壁には当社販売させていただいた漆喰が使われております。
文化財仕様の漆喰には、製造方法や成分を忠実に継承する必要があります。
現場の要望を聞き、メーカーとして品質を安定させた「炊き糊漆喰」を作ります。
伝統の漆喰の製造及び原材料購入に関してお気軽にお問合せ下さい。
いつも感じる事なのですが、こうやって文化財や在来工法の漆喰施工の現場へ訪問すると、漆喰と木の建物のコラボは本当によく合う、ベストマッチだなぁと感じます。
新築の時ももちろんきれいなのですが、木も漆喰も同じように年月が経つことにより変化して、味が出て、建物の雰囲気、重厚感などがさらにUPします。
こちらの商工奨励館も施工後、数年経過しているのですが、経過して訪れるとまた違う表情になっていて、公園の内の植物と並んでいると本当に風情があります。
日本に生まれてよかったぁ~
みなさんも栗林公園に訪れる事があれば、ぜひ文化的建造物お楽しみください。