新商品ベラムーロがいよいよ完成に近づいてきました。なかなか今回は、現場施工から色々時間がかかりました。
後は、やはり使いやすさの追求ですが、性能と使用感は反比例・・・・難しい。
性能を上げると使いにくくなり、現場での施工性を考えると性能の低下につながります。
最終的にベラムーロはどこで着地をさせるかが、勝負です。
「4月発売はやめときます。」「間に合いません」
残念ですが、研究室も頑張ってますが諦めます。
というわけで、試験も最終段階です。骨材の量や、スサの量などなかなか難しい調整です。
ベラムーロの特長は、撥水性能と長期的な安定です。日本の春夏秋冬の温度差や高温多湿などの過酷な環境を乗り越える力が必要です。また、城かべ漆喰のリペアー材としても漆喰の上に塗れることが求められます。
これらの条件を満たすのはなかなか大変です。
厚く塗るとダレ割れを起し、薄く塗ると下地の透けなどが気になります。このような問題点を一つ一つ解決していくと塗りにくくなったりします。
で?・・・「ベラムーロって何?」
「内緒です。」