松江のお客様よりしじみの貝殻を沢山頂きました。以前から「しじみで漆喰」の話をしていたので、連休を利用して作ってみた。
石灰岩と違って貝殻は焼きやすいと言われていますが、実はそんなに簡単には焼けません。
本当は耐火煉瓦で竃を作りたいところですが、ペール缶で挑戦。本当は熱がこもって冷めない形状がいいのですが、さすがに時間とお金がが掛かるのと場所がいるので断念!
簡易焼成炉の完成。
ブロアーは空気を送る用です。今回は、熱量が必要という事で石炭。いい感じで燃えてきました。
そこにしじみ投入、上からまた石炭・・・ブロアー全開、とにかく暑い・・・・
黒いしじみが白くなってくれば焼けた証拠です。生石灰というより生貝灰
塩を入れれば塩焼きですが・・・焼けくさしも多いですが、一晩おいて一応完成。
白くなっていれば消化します。
通常水をかけて消化ですがこれまた邪魔くさいのでそのまま貝灰乳、貝灰スラリー・・・貝灰クリームなんでもいいけど!水に浸けて待ちます。
消化してきました。
あとは、40メッシュぐらいの網で未消化部分を取り除いて出来上がり!!
いかがですが?貝灰クリーム・・・
これを漆喰にして塗ってみます。
また後日ご紹介します。