中塗り土は、下塗りと上塗りの間に施工する土壁中塗り材です!
中塗り土の原材料は?
主に土・砂・藁すさからできています。
砂は、骨材としての役目があり、10㎜厚ほど塗厚で施工する中塗り土には欠かせません。
藁すさを入れることにより、乾燥後の割れを防ぎます。
中塗り土は、どこに使う?
この土と砂と藁すさでできた中塗り土は、昔からよく荒壁下地に使われてきました。
荒壁下地は厚塗り施工となっており、そのため表面に乾燥による割れや凹凸ができます。
この荒壁下地の乾燥後の割れを小さくし、表面の凸凹を平坦にするのが、中塗り土の役割です。この中塗り土で修正する作業を「大直し」と言います。
中塗り土を塗ることにより、下地が平滑になり、上塗りの漆喰(しっくい)がきれいに仕上がります。
他にも「中塗り仕舞い」と言う中塗り土を仕上げ材として使用することも最近では、増えてきました。
中塗り土の施工を考えている方は、土・砂・藁すさが配合された水で練るだけ使える【中土】ぜひ、お試しください!