劣化した土壁の上に、新たに土壁や漆喰壁を施工していくのは大変なものです。
というのも、昔ながらの木舞下地での荒壁は5㎝ぐらいの厚みがあり、欠損状況で補修する塗り厚も変わりますし、使用する材料の選別も大変です。
弊社はそのマニュアル化の難しい補修工程を「土蔵、土塀の補修マニュアル」としてテキスト化しています。
«土蔵、土塀などの土壁補修マニュアルはこちら・・・
その中で特に重要なのが、既存の土壁の強化です。
古い土壁は新築で土壁を塗った強度には到底及ばず、その上に補修材料を数㎝塗るとなれば、古い土壁にかかる負担は相当です。
そこで浸透性の「土強(どきょう)」を塗布して頂き、土壁内部を固めてから次の土壁表面を固める工程へと進んでいきます。
「土強」は浸透するあまり、塗布した全てが土壁内部へ入り強化しますので、内部はガチガチになるのですが、その反面、表面には樹脂が残らず硬くなりません。ですので表面の強化は城かべシーラーの希釈のエマルション系で再度行っています。
勿論城かべシーラー希釈だけでは、水だけ内部へ浸透し、樹脂分はあまり浸透せず、土壁内部を固めるには不十分です。
そこでこの分けている工程を一つにするのが「new土強(仮称)」です。浸透度合は保ったまま、表面にもある程度の樹脂分を残し表面も固めます。
古い土壁を固めるには土壁内部も土壁表面も関係なく「new土強(仮称)」で行えるように改良しました。
先行してお試し頂いているお客様もいらっしゃいますが、現在カタログやサンプル作成を行っており、供給体制が整い次第、モデルチェンジさせて頂きますので、より使いやすくなる「土強」にご期待下さいませ。
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