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漆喰壁の本質に迫る！
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「ようするに、砂漆喰は漆喰に砂が入っているものだ！」
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通常の漆喰ではできない厚塗りを可能にするために、
漆喰に砂を入れ厚塗りの漆喰中塗りにしたのが砂漆喰です。
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漆喰の大きな特徴の一つとして、漆喰そのものが自分で固まるというのがあります。
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原料の石灰岩ＣａＣＯ₃を焼成すると炭酸ガスＣＯ₂を放出し生石灰ＣａＯになり
生石灰ＣａＯに水Ｈ₂Ｏをかけ消化させると消石灰Ｃａ（ＯＨ）₂になります。
この消石灰が漆喰の主原料ですね！
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漆喰は、主成分の石灰が固まる力を利用しているので、
樹脂やボンドの必要がありません。
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さらに壁に塗って乾燥していく過程で水Ｈ₂Ｏが抜け空気中の炭酸ガスＣＯ₂と反応することで石灰岩ＣａＣＯ₃に戻ります。
石灰岩に戻る事から、漆喰は固める為の接着剤等を必要とせずに施工することが可能です。
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逆に珪藻土等に代表される自身で固まる力のない物質は、
何か固化材が必要になってきます。
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セメントなのか樹脂なのか・・・
しかし珪藻土の優れた調湿機能等も捨てがたい・・・
樹脂やボンドは使いたくない・・・自然素材がいいの！
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だから漆喰です！
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漆喰に珪藻土を入れれば珪藻漆喰。
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シラスを入れればシラス漆喰。
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サンゴを入れればサンゴ漆喰。
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土を入れれば土漆喰。
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このように漆喰をバインダー（固化材）として使用すれば天然素材だけでの壁材も可能になります。
入れる物質により性能もデザインも無数にありますので、オンリーワンを目指す方は活用してみてはいかがでしょうか？
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結論！
もうお分かりですよね、要するに・・・
漆喰に砂を入れれば砂漆喰。ということです。
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