ローラー漆喰はパテ処理が重要!施工要領。
■ローラーで塗れる漆喰!「しっくるん」
パテの精度が抜群に良い職人さんにお会いし、その極意をお聞きしてきました。
今回使用するローラー漆喰は、「しっくるん」です。
みなさん、ローラーで漆喰塗るとき、パテ処理おろそかにしてませんか?
今回ご紹介は、石膏ボードのパテ工法!
通常の鏝塗り仕上げ材では必要ないかもしれませんが、薄塗りタイプの仕上げはパテが非常に重要です。
特にローラー漆喰は、鏝塗りのように2㎜ほどの厚みが付くことがありません。
なので、少しの凹凸が仕上がりの表面に浮き出来ます。
■ジョイントテープの上にパテ処理!
ジョイントテープは特別なこだわりは無いですができるだけ厚み薄いものを使いましょう!
収縮が起こりにくいとは言え、目地は2回塗りになります。
下塗り乾燥後上塗りを塗っていきますが、やはり、ペーパーがやりやすい方法が重要。
特に幅広く塗りますが、端々の不陸が無いように塗っていきます。
■パテを塗る手順
まずは一番高い部分の真ん中を塗ります。
下から上に塗って、途中は上から下に塗っていきます。
出来る限り高さが出ない様に薄く塗ってます。
次に右、左と少し塗り幅を広げるように塗っていきます。
パテ幅を広くすることで、ジョイント部分のふくらみが目立たなくなります。
出来るだけシゴキ塗りでペーパーも楽になります!
私自身も触らせて頂きましたが、ほとんど凸凹が解りません!素晴らしい完成度!
■ボードの取り付けの凹凸が大きいときはどうするんですか?
不陸を無くすため全面塗ってしまいます。
これで、しっくるんを塗ってもジョイントがわかりません。
■最後にペーパーをかけて完成です!