石膏プラスターに漆喰を塗る場合、下地処理が必要! |
以前、お客様より石膏プラスターと【島かべしっくい】との水引きの関係について相談頂きました。
ちょうどお寺の現場での漆喰施工があったので見学させて頂きながらお話をお伺いすることとなり訪問させて頂きました。
最近一般住宅では少なくなりましたが、お寺の改修工事ではラスボードへの石膏プラスター塗り下地による漆喰施工はまだまだあります。
石膏プラスターに直接、漆喰は塗れません
よくご相談を受けるのが、現場での悩みは、石膏プラスター上への漆喰施工での水引きです。
石膏プラスターは、収縮(乾燥による)が無く柱際のチリ切れも少ないよい材料ですが、石膏の性質や材料の配合、上塗り材料の目的により施工時の吸水の大小があります。
また、ラスボードは薄く柔らかいので石膏プラスターを8㎜程度塗ることでしっかりとした下地になることから厚く塗らなければなりません。
問題点、原因!
このようなことから、どうしてもその上に直接島かべ漆喰を塗ると下地に水を吸われ非常に塗りにくくなります。よくお問合せ頂く現象として
① ブツ(気泡)が出る!
② 乾燥が早くて塗れない!
③ 細かい亀裂が発生する!
などのお問合せを頂きます。
改善方法、解決策!
このような問題点、原因を解決するには、石膏プラスターの水引きを抑える下地処理が必要となります。
ラスボード下地の石膏プラスターの水引きを調整する方法は、下記からご覧ください。
さまざまな下地への漆喰施工のことならご相談ください!