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PEKIのお悩み解決ブログBLOG

2021/09/17(金曜日)民家の漆喰|民家リフォームとリノベーションで外壁漆喰の修繕|漆喰販売

下地の水引き(吸水調整)がポイント

漆喰は、下地の吸水をコントロールすれば勝負あり!


砂漆喰は、外壁の漆喰には特に重要!
急激な乾燥を防ぎ、施工性を良くしてくれるのが砂漆喰です。

出張時に民家を改装している現場を訪問しました。


現場に着くと物件が物凄く大きく、母屋から蔵まで繋がっておりその全てを改修しているところでした。

漆喰部分は漆喰で十分に練置きしたものを再撹拌して使用します。
左官職人様は「練置きした漆喰に慣れたら、練ってすぐの漆喰はもう塗れないよ(笑)」とおっしゃっていました。

工程はモルタルで下地を作り、その上に砂漆喰を塗ります。

しっかりボテっと塗りつけて素早く平滑にしていきます。気温も上がってくる季節であまり時間をかけていられません。


クラックの入りそうな箇所には寒冷紗(ネット)を貼り付けています。

やっぱり押さえの白漆喰は独特の雰囲気があり日本建築にマッチしますね。

内部も聚楽壁、漆喰壁と改修していきますので、是非完成を見てみたいです。

≫島かべ砂漆喰の詳しい商品ページはこちら・・・

 

2025/07/08(火曜日)漆喰完成後の表面のテカリ(光沢)気になりませんか?原因と対策!

■テカリ(光沢)の原因は乾燥時間

 

漆喰の「テカり」とは・・・表面に光沢を帯び反射して、デラデラと光っているように見える現象です。
この現象は漆喰を塗って乾燥するまでの保水時間が長くなるほど、ひどくなります。

ですので、季節的には気温が低く、塗った漆喰の乾燥がなかなかすすまい、冬にひどく発生します。

 

また、仕上げ方法では、漆喰をツルっと仕上げるフラット仕上げ(押さえ仕上げ)では、鏝(こて)で何度も漆喰を押さえ込み、漆喰の中の水分を飛ばす作業を繰り返すため、テカり(光沢)の発生はあまり聞きません。

しかし逆に、鏝(こて)で表面を押さえて水分を飛ばす作業をしない、鏝跡をのこす、パターン(模様)仕上げの漆喰にはテカリ(光沢)の報告は多いです。

 

■防止する方法は?

 

施工現場によって環境や条件など状況が異なるため、100%防ぐことはできません。
ですが、テカリ(光沢)のリスクを下げる素材が盛り込まれた漆喰製品「島かべカラー漆喰」を利用することで、発生具合にも差がでます。

 

 

「島かべカラー漆喰」にはテカリの原因、乾燥時間が短くなるよう素材を調合量などを調整しております。

なので冬場の乾きが遅い時期や、パターンを付けた仕上げを採用する現場で光沢を出したくない場合におすすめ致します。

白色を含めた9色のカラーバリエーションがある「島かべカラー漆喰」は、リビングなど様々な場所に合わせれるのが特徴です。

テカリを抑えた、マットな仕上がりを希望の方は是非【島かべカラー漆喰】をご利用ください!

2022/05/18(水曜日)土壁補修に便利な中塗り用漆喰

 


補修する土壁の痛み具合で使い分けてください


 

外部(外壁)の土壁の雨に打たれる部分はドンドン流れて削れ、ボロボロになっていきます。

このような外部の土壁の上には、もともと雨に強い漆喰が塗られていたことが多く、その漆喰が剥がれ落ちてしまうと、水に弱い土壁が露出してきます。

この度のお客様は、まさしくそのような露出した土壁だったので「島かべ砂漆喰」を塗り、補修していただきました。

 

  

 

土壁のまま放置すると雨で劣化がすすみ、凸凹が大きくなり、補修作業も大変になります。

土壁の補修は凸凹が大きくなる前にすることをおすすめいたします。

この度のお客様はそういう意味では、はやく対処していただいたと思います。だから「島かべ砂漆喰」で補修ができました。

「島かべ砂漆喰」の塗り厚は3ミリなので、その厚みで凸凹を直せたのなら劣化は少ない方だと言えます。

■厚み3ミリで塗れる砂漆喰(中塗用漆喰)くわしくはこちら・・・

 

もし劣化がもっと進んでいて、凸凹が大きく、3ミリ以上の厚みが必要な土壁の場合は「島かべ砂漆喰」の約4~5倍程度の厚みを塗る事ができる「島かべドカッと!」をご利用ください。

 

■超厚塗りができる漆喰はこちら・・・

この度のお客様のように、凸凹がそんなにない場合は「島かべ砂漆喰」。凸凹している場合は「島かべドカッと!」。

使い分けていただければ非常に便利ですよ~

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