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2021/09/12(日曜日)コンクリート下地に塗る漆喰は、これ!

コンクリート下地に最適な漆喰は【島かべ練り漆喰】

 

 

コンクリート下地への本漆喰施工をお考えですか?

 

弊社のお勧めする漆喰の中でも、「島かべ練り漆喰」はかなり優れた漆喰です。

「島かべ練り漆喰」は上塗用、外装用共にコンクリート躯体の比較的大規模現場でも使いやすい本漆喰です。

 

【島かべ練り漆喰】が塗りやすい理由。

 

〇水持ちがいい!

大きい面積で水持ちが悪い材料だと、すぐに水が引いて乾燥が速いので漆喰を触る時間があまりありません。

なので、水持ちの良い「島かべ練り漆喰」は作業性がいいんです。

〇島かべ練り漆喰は押さえやすい!

水引が早く表面を水不足で押さえると小ひびが入ったり、デラデラっとテカリます。

ですが「島かべ練り漆喰」は水持ちがいいので、押さえれる時間が長くなります。

 

コンクリート下地には「漆喰ベース」が最適!

 

漆喰ベースは、高い付着力と水引き調整で外壁の漆喰用下地材です。

コンクリート下地への施工には、欠かせません。

漆喰ベースを使用した詳しい施工方法はこちら・・・

コンクリートに漆喰の施工の場合は、作業性が抜群の「島かべ練り漆喰」がおすすめです!

 

2021/09/10(金曜日)ラスボード下地に漆喰は、塗れる?施工方法。


ラスボード下地に漆喰を塗る方法


 

~お寺の施工現場のお話~

今回は、お寺での漆喰施工現場を見せて頂きました。

下地はラスボードで、仕上げに紙すさ漆喰の「高級島かべ」使って頂きました。

実際の施工方法

漆喰は、ラスボード下地に直接塗ることができません!

ラスボード下地は、石膏プラスター(吉野石膏性:Bドライ)の施工が規定されています。

なので、石膏プラスターを塗った後、下地処理を行い漆喰を施工します。

詳しい施工方法はこちら

ラスボード下地への施工完了!

しかしやっぱりお寺には当然漆喰ですね!この現場も高い技術で素晴らしく綺麗な漆喰仕上げを見せて頂きました。感動!

左官さんも「白さときめの細かいさが気に入っている」との事。

ラスボード下地への漆喰施工は、しっかり下地処理を行いましょう。

2022/07/07(木曜日)土間たたきの原料|土間たたきに入れるにがりの役目は?|天然にがり販売

 

 


 土間三和土(たたき)に「にがり」が欠かせな理由!


 

 

 

 

『土』と『石灰』と『にがり』の3つの素材を混ぜ叩き締めて作るからだと考えられております。

その中の原料の一つ、にがりについて・・・にがりは何のために混ぜるのでしょうか?

 

そもそも『にがり』とは?

 

海水から塩を製造する際に出来る塩化マグネシウムを主成分とした食品添加物です。

塩を作る過程で先に塩化ナトリウムが結晶化し塩になり、残りの部分がにがりですね!

にがりは主に豆乳から豆腐を作る際の凝固剤として一般的には知られています。

当社の【天然にがり】は、地元淡路島の海水から抽出した「にがり」です。

 

土間たたきににがりを入れる3つ理由

 

その①

増粘性があり練った物が分離しにくいので、叩くことにより締まりやすい。
たたきは叩き締めて強度を出すので、締まりやすい方が強度が出ます。

その②

吸湿性があり、三和土の表面劣化が少ない。
三和土は表面が乾燥してしまうとボロボロになってしまいますが、にがりは湿気を呼び込んで劣化を防ぐ役割があります。お店や食卓に置いてある食塩が密封しておかないとカチカチになるのと同じ原理です。

その③

凍結温度が低く、再凍結しにくく凍害に強い。
水は0度で凍りますが、にがりや食塩水は0度では凍らず凝固点(凍る温度)が0度以下になり凍結しにくくなります。

 

三和土には欠かすことのできない『にがり』ご理解頂けましたか?

以上のような理由でたたきにはにがりがかかせない原料となります。

 

当社のたたき用の「天然にがり」と「たたき用の消石灰(配合材)」と「たたき用の土」がセットになった重吉たたきがございます。

土間たたきの施工には是非、【重吉たたき】をお試しください!

 

 

土間たたきにご興味がありましたらお問合せ下さい!

土間たたきに関する関連ブログはコチラ・・・

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