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「店舗デザインに使う壁材・床材」の記事一覧

2024/07/02(火曜日)神秘的に見えた月面を表現した壁


 

月面をイメージしたランダムな凹凸とグラデーションカラーが特徴的な壁

 

当社「土のミュージアムSHIDO」にご訪問いただいたお客様にこんな言葉をいただきました。

「表面がザラザラと目で確認できる素材感があり、凹凸もランダムなこの土の壁の空間は、趣味の腕時計やZIPPO(ライター)を飾る部屋に合うよね。絶対かっこいいよ」

お客様の言う通り、土を素材にした壁はその素材感が非常に特徴的で、他の壁ではなかなか表現できません。その素材感は力強さや重厚感を空間に与えます。

 

■淡路島「土のミュージアムSHIDO」アクセス

 

そんな土を素材にした壁の特徴を生かす、いいデザインが何かできないかと考え、表現してみたくなったのが月面。

月面なので本来は「土」ではないのだろうが、土の素材感を生かすには良いテクスチャだ。

 

 

イメージした月面は満月のように明るい時ではない、神秘的で薄明るい月面

その神秘的に見えた月の凹凸、カラーをリアルに再現しました。

ミュージアムへご訪問いただいたお客様に提案してみようと思う。

 

■オーダーメイド塗り壁について 詳しくはこちら・・・

 

2024/06/18(火曜日)おしゃれでかわいい空間から「やさしさ」や「ぬくもり」も感じる保育園

自然素材の塗り壁「漆喰」のオーダーカラー

 

保育園のオーナー様からオーダー塗り壁の依頼をいただきました。依頼内容はオーダーしたカラーに仕上がる漆喰を製造して欲しいという内容です。

しかも、施工はその保育園で働くスタッフの方達が塗る、いわゆるDIYなので、塗りやすく、扱いやすい製品して欲しいと要望です。

このような依頼の場合、まずはベースとなる漆喰の調合から始めます。DIYでも塗りやすいよう、プロ仕様製品から調合を変えます。

次に調色試験。依頼いただいたカラーになるよう、塗り壁専用の着色材を混ぜて色調整します。

色ができたら最後に着色試験。ベースとして作った漆喰に着色材を混ぜ、お客様ご希望の色の濃淡になるよう試験します。

 

 

このようにしてできたオーダーカラー漆喰を施工していただきました。

 

カラーと仕上げ方(塗り方)を工夫し、子供達も喜ぶ空間に

 

オーナー様はオーダー塗り壁を依頼するぐらいですから、当然こだわりを強くお持ちです。このオーダーカラー漆喰をどのように仕上げて、どのような空間にしたいかハッキリお持ちでした。

しかし、先ほども言いましたがDIYです。プロではないので、どのように塗ればイメージしている壁の仕上がりできるのか知識も経験もありません。

そこで、当社が過去の採用実績や仕上げ方のノウハウから、塗り方のアドバイス、レクチャーをさせていただました。

完成した保育園内装が下記になります。

 

 
 

 

DIYで施工していただいたとは感じない仕上りです。

オーダーカラーの壁と表面のデザインで、おしゃれでかわいい雰囲気のある空間になっています。

実際にこの空間に入ると、自然素材塗り壁 漆喰(しっくい)を選択したことによる「ぬくもり」や「やさしさ」も感じることができました。

ここで働く先生方やスタッフの方々が、子供達のために一生懸命DIYで作った、こんな素敵で心のこもった空間なら、子供達の笑顔が絶えない保育園になるのと思います。

2024/06/13(木曜日)店舗や一般住宅も良いが当然「茶室」にも合う三和土(たたき)

伝統工法「三和土(たたき)」はデザイン性が高い土間

 

日本建築の犬走りやアプローチなどに施工されていた「土間三和土(たたき)」。伝統工法と聞くとデザインはあんまりでは…と思う方も多いかもしれません。

しかし、よく見ると実は土の素材が引き立つ、非常にデザイン性が高い土間材です。

 

 

最近はそのデザインや、土の自然な感じで人気が有り、現在当社で一番販売実績が伸びている製品です。

当社の三和土(たたき)製品は、和を感じる土色3色と、洋風カラー3色取り揃え、どのような建築でも採用していただきやすくしています。

 

■カラー6色 三和土(たたき)製品はこちら・・・

 

この度当社三和土(たたき)製品を採用していただいたお客様が写真を送ってくれました。

採用していただいた現場は茶室の犬走りとアプローチ。

 

 

昔の日本建築ではよく見られた光景ですが、風情を感じる仕上り。

 

 

飛び石がある昔を感じるアプローチ部分も相性抜群です。

 

土の素材感からデザイン性が高い「土間三和土(たたき)」。土の素材感は「ぬくもり」や「あたたかさ」ある空間にづくりにも役立ちます。

昔の日本建築に使用されていた伝統仕上げ工法が、現代建築に採用が増えているのには、デザイン(テクスチャ)だけではない、土でしか出せない雰囲気も取り入れたいと思う方が多いからです。

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