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「問題解決のご提案!」の記事一覧

2022/09/10(土曜日)黒漆喰 使い方|黒漆喰色ムラのメンテナンス

よく見かける黒漆喰が白くなってしまう色ムラ


 

出張中、お客様からの相談で黒漆喰壁の補修の現場にお邪魔しました。
壁自体には亀裂(割れ)も無く、浮きなども見当たりませんが、ただ雨がよく当たる場所は白く色ムラが出ています。
このような状態よく見かけますよね!

黒漆喰もやはり漆喰。雨が当たると白華(エフロ)します。
ちなみに白華は漆喰内部の石灰の結晶が水で溶け出し、壁表面で大きく結晶が育って残る現象で、漆喰に混ぜた黒色の墨が流れ出して白くなっているわけではありません。
どちらかと言うと、黒よりも石灰の白が大きくなって目立ってしまう現象です。

そんな白華にも2種類あって、施工後壁の乾燥とともに出てくるのが通称1次白華。乾燥後(完成後)雨などにより外的な水分の影響で出てくるのが2次白華です。

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黒漆喰だけで起こる現象ではなく、実は白い漆喰も同じことが起こっているんですよ。同じ白色なので見えないだけ・・・・
私個人的にこの黒漆喰が白くなっている雰囲気が味わいがあってなんともいえない風情を感じますが、「真っ黒に直してぇ~」という要望は多くあります。

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■元の真っ黒に戻す便利なご提案

そんなときにご提案するのが、「島かべ瑞黒(ずいぐろ)」です。
瑞黒は、黒漆喰ノロ掛け材料で、古くなった下地に「島かべプライマー」を塗布するだけで、その上に塗ることが出来る黒漆喰です。
もちろん、亀裂や浮きがあれば補修が必要ですが、綺麗に塗り替えるだけなら非常に便利な商品ですね!

今回の現場は、何かローラーか刷毛のようなものでノロを塗っているようにも見えました。
このような感じで、とりあえず黒くリペアしたい場合は黒漆喰専用リペア材「プロテクターB」もあります。

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ローラーや刷毛で塗る「プロテクターB」は漆喰の呼吸を損なうことなく、撥水剤としての性能もあります。
撥水剤性能で雨を弾くため、雨に打たれても白くなる白華が起きません。黒いままを維持します。
もし雨に打たれる壁面なら「プロテクターB」の方が良いかもしれませんね。

≫黒漆喰リペア材 プロテクターBの施工方法はこちら・・・

このように色ムラになった黒漆喰を真っ黒に戻すには再び同じ黒漆喰「島かべ瑞黒」を塗るか、「プロテクターB」を塗るかの2パターンありますが、メンテナンスする壁が雨に打たれる箇所なのか、あまり打たれないのかで使い分けしてください。

2021/09/10(金曜日)古民家改修 床の間を黒漆喰にするとこんな感じに 

床の間を瑞黒(黒漆喰)で改修した古民家にお邪魔しました。


「古民家の改修が終わって、床の間に瑞黒を塗ったので見てみれば」と左官屋さんのご好意で訪問させて頂きました。当日は、お施主様もおられご案内頂きました。感謝!最初は瑞黒の部屋を見せて頂くだけの予定でしたが、とにかく家具から証明、しつらえに至るまでこだわりぬいた素晴らしいセンスで全ての空間に感動しました。
室内には、古民家の良さを残すためほとんどが当時の部材を利用しているそうです。

古民家 黒しっくい

黒漆喰 床の間

話では床の間が黒?とは聞いていましたが、想像以上の美しさです。

古民家 城かべ 

もうお住まいになっている一般の住宅でもあり全てをご紹介することは出来ませんが部屋全てがおしゃれで感動です。
古民家と漆喰!いいですね!

私が個人的に気に入った場所はここですね。ここで読書なんて想像するだけで最高です。
古民家 漆喰

古民家 しっくい

真っ黒な黒漆喰をお探しの方お問合せ下さい!

 

 

2022/08/10(水曜日)黒漆喰販売|ムラ無く真っ黒に仕上がる黒漆喰販売、建築デザインの意匠

ペンキでは出せない本漆喰黒(黒しっくい)材料販売!


和モダンテイストの無垢の木と漆喰の家に使われた黒漆喰の意匠

現代建築と日本の伝統文化の融合!白だけじゃない、黒漆喰で住宅デザイン(意匠性)向上に役立てませんか?

自然素材と国産材にこだわった住宅での外壁の一部分への黒漆喰の要望があり弊社黒漆喰「瑞黒(ズイグロ)」ご提案させて頂き、採用頂きました。

その施工現場に立ち会いさせて頂き、施工方法を左官屋さんと確認しました。

今回黒漆喰を塗るのは、駐車場となる部分、その他外壁は、漆喰パターンでの白い仕上げです。

住宅の白い仕上げと、黒漆喰のコントラストがクールでかっこいい。

黒漆喰以外の部分は、カビや汚れに強いニュータイプの漆喰リライム!

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外壁に使用していただいた漆喰は、カビと汚れに強いしっくい「リライム」

こちらの現場は「リライム」で壁全面漆喰パターンの予定であったが、施主様のご要望で黒漆喰を一部塗って欲しいということで実現。

また、通常は難しい黒漆喰も「リライム」と「瑞黒」を使えば便利に行え、壁の性能も向上させることができます。

動画でも解説しているように、弊社の黒漆喰の施工は、白い漆喰を塗った上に黒漆喰を追い掛け(材料が乾く前に次の材料を塗る方法)する。

瑞黒(ズイグロ)は、ノロ掛け材料なので白い漆喰をフラットに仕上げた上に塗るのが塗りやすい。

色むらが少なく真っ黒に仕上がる「島かべ瑞黒(ズイグロ)」

外壁だけでなく、今回は内装もオール漆喰の家ですが、トイレや納戸にも一部黒漆喰をお使い頂きました。

白い漆喰の上に塗るタイプなので、使いやすい。

石膏ボードの上(内装にも)使える黒漆喰で、店舗や古民家にも利用の幅は広がります。

黒漆喰をお考えの設計士様、黒漆喰材料をお探しの業者様、黒漆喰にご興味のあるお客様是非黒漆喰島かべ瑞黒(ずいぐろ)をご検討下さい。

黒しっくい島かべ瑞黒の特長

① 黒漆喰の大敵、色むらが出にくい!

② 白漆喰に塗るので施工性が良い!

③ ノロ掛け材料で経済的!

 

黒漆喰のリペアーにも使える島かべ瑞黒(ズイグロ)

 

古い黒漆喰の塗り替えや、色むらになった黒漆喰のリペアにも使える島かべ瑞黒。

古い壁が割れたり浮いたりしていなければ、島かべプライマーを塗って乾燥後そのまま瑞黒が塗れます。

メンテナンスやリペアーにもお使い頂けます。

 

 

瑞黒好評につき、瑞黒の姉妹品、白漆喰のノロ掛けタイプ「瑞白(ズイシロ)」が登場!

黒しっくいをグレーにしたい!などのご要望に、瑞黒と混ぜることでグレーになるご提案です。

ムラになりにくいグレーの漆喰をお考えのお客様には、瑞黒と瑞白のミックスが最適!

グレー漆喰、鼠漆喰、灰色漆喰などをお考えの場合や白い漆喰のリペアーなどをお考えの場合などにも最適です。

 

瑞黒と瑞白を混ぜてグレーにする動画作りました!

 

瑞白で漆喰のリペアーをお考えのお客様には、こちら・・・

 

>塗り替え、リペアーに使える薄塗りのノロ掛け漆喰「瑞白(ずいしろ)」

 

黒しっくいをお考えのお客様、グレーの漆喰をお探しのお客様、お気軽にご相談ください。

当社では、漆喰や土壁について日々研究と新たなご提案をしております。

漆喰壁や土壁でお考えのデザインがございましたらご相談ください。

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