近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「新人営業マンの悩み!」の記事一覧

2020/08/02(日曜日)新人営業マンの疑問!!漆喰はどんな下地に塗れる?

漆喰専用下地材があります。

漆喰はどんな下地材に対応できるのか調べてみました。

漆喰の施工する際に下地の種類によって施工方法が変わります。

例えば、合板(コンパネ)やべニアなど材質が木でアクがでやすい下地があります。

この場合は、アクを防ぐための下地処理が必要です。

このように漆喰は下地の処理が必要です。

今回は「プラスターボード」にどのように漆喰を施工するのか調べてみました。

プラスターボードとは、石膏を主成分とした素材を板状にして、原紙で包んだ建築材料です。

さらにプラスターボードは、防火性があり様々な建築現場で使用されています。

施工手順

①【プラスターボード下地処理】

ボードは12.5mm厚の物を使用し、ビス止め。

ボードのジョイント部分はVカットし、間柱の間隔は450㎜以内そしつなぎ目部分に設置。

②【目地・ジョイント処理】

ジョイント部分・出隅等はファイバーテープで補強。

目地とファイバーテープを埋めるように漆喰専用下地材(ボードベース)を

しごき塗り(2時間乾燥)

③【下塗り】

ボードベース塗り0.7㎜厚

(夏場12時間 冬場24時間)

④【上塗り】

漆喰仕上げ材塗り 1.5厚(7日間以上乾燥)

 

プラスターボードに漆喰を塗る場合は、このような工程が必要になります。

他にも様々な下地に応じた施工方法を学びたいと思います。

漆喰をプラスターボード上に美しく仕上るために開発した漆喰専用下地材

>>ボードベースのご購入はこちらから

リフォーム、古壁や合板などに塗る場合に発生する下地からのアクを止めるあく止め下地処理材

>>島かべプライマーの購入はこちらから

 

「ここ間違ってる」や「このほうが良いよ」などアドバイスがございましたら

【fujimori@kinkikabezai.com】このメールアドレスにご意見送って下ると光栄です。

 

 

 

 

 

2021/07/30(金曜日)三和土(たたき)とは何だろう?

土、石灰、にがりが原料の土間を言います。


 

私は、土間たたきの施工現場を見学させていただいたことがあります。

昔ながらの雰囲気があり落ち着く印象を感じ興味を持ちました。

そこで土間たたきとは何かについて調べることにしました。

まずたたきは、主な原材料として土、石灰、にがりの3種類からできていることから

「三和土」といい施工する際に表面をこてで叩くことから「たたき」と呼びます。

その他の材料として装飾に使われる砂利などがあります。このような材料を使用します。

・土間三和土の施工手順

材料混錬

①ミキサーなどを使って土と石灰を混ぜ合わせる

②土と石灰を混ぜた後、水とにがりを加えて練る

施工

①下地処理をした後、練った材料をならす

②ならした材料の表面をたたき専用の鏝でたたく

③化粧用の砂利を散し、表面に埋める

④最後に表面をスポンジなどを使って拭き取る

施工は大きく分けてこの4つの工程に分けられます。

このように伝統的な工法で施工する「三和土」は、今もなおたくさんの方に人気なだと知りました。

土と石灰とにがりで固める昔ながらの土間たたき【1㎡セット】

>>重吉たたき【1㎡セット】のご購入はこちらから

 

「ここ間違ってる」や「このほうが良いよ」などアドバイスがございましたら

【fujimori@kinkikabezai.com】このメールアドレスにご意見送って下ると光栄です。

 

◇土間たたき関連ブログはこちら

土間たたきでリノベーション

2021/08/29(日曜日)粉末樹脂はどう使うの⁉

粉状の塗り壁材料と混ぜ合わせます


 

建築材料の樹脂には多くの種類があり様々な性能があります。

私が樹脂(ボンド)に持っていたイメージがあります。それは、「液体」いとうことです。

ですが実際には「粉状」の樹脂が存在し、塗り壁材料として大きなメリットがあることを知りました。

 

 

まず粉末樹脂の使い方は、同じ粉状の塗り壁材料に混ぜ合わせます。

混ぜるという作業において、液体のものよりも粉状の方が扱いやすいといえます。

その他にも保管のしやすさなどがあげられます。

 

こういったことから粉状の樹脂は、非常に扱いやすいといことがわかりました。

 

液体樹脂として、左官工事でもよく利用されるアクリル樹脂、こちらの「粉末濃縮」タイプを販売しています。

塗り壁材料の強度UPや付着力UPなど様々な状況でお使い頂ける樹脂です。

>>粉末アクリル樹脂のご購入はこちらから

 

 

「ここ間違ってる」や「このほうが良いよ」などアドバイスがございましたら

【fujimori@kinkikabezai.com】このメールアドレスにご意見送って下ると光栄です。

 

 

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ