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「土壁材料」の記事一覧

2022/08/05(金曜日)土壁販売|石膏ボード下地の土壁仕上げのパテ処理!

 


石膏ボード下地への土壁仕上げはパテ処理が重要。


 

こちらの写真は、当社の土壁をご採用されたお客様から頂いたお写真です。

和風の土壁を全く感じささないすごく素敵な雰囲気ですねぇ~。

こちらの事務所に採用いただいた土壁は、石膏ボードに直接塗れる土壁仕上げ材【塗ってくれい】。

ボードに直接塗れる土壁詳しくはこちら・・・

当社では、土壁仕上げのお問い合わせが多くなっています。もしかしたら土壁ブームかも?

その中でも、石膏ボードへの土壁はパテ処理にはご注意ください!

 

ボード用の塗り壁パテ処理について

 

塗ってくれいはボードに直接塗れる材料ですが、やはりジョイント部分や、出隅・入隅またファイバーテープの後なども隠す必要があります。

通常の仕様だとジョイント部分に塗ってくれいをしごき塗りし、その後全面に塗ってくれいを塗れば問題ありません。

しかし、ある程度塗り厚が厚くなるので材料がもったいないなぁ~と思えば・・・やはりパテ処理をしてその後塗ってくれいのほうがいいかな?

 

塗り壁のパテは、そんなに塗装ほど制度を上げなくてもOK!

塗装系の材料を塗る場合は、パテの精度が重要だけど鏝塗りの場合は厚みがつくので、そこまで精度を上げなくても大丈夫。

ただ、どのメーカーもジョイント部分の厚塗り用の下塗り材と薄く塗る上塗り材は分けているようです。

結果、パテ処理は

〇ボードと水引が同じ!

〇ボードの色と同じ黄色!

〇ジョイント部分の痩せがないこと!

〇練り状ですぐに使えること!

この4つが重要ですね

パテはいろんなメーカーからたくさん出ているので、ぜひ塗ってくれいを皆さん「塗ってくれい!」

2022/10/01(土曜日)土壁販売|石膏ボードに塗れる本格的な土壁材料


内壁の下地で圧倒的に多いのは石膏ボード(プラスターボード)


 

石膏ボードに直接塗れるお手軽だけど本格土壁!塗ってくれい【Clay】の人気急上昇しております。
そこであらためて特長をご紹介いたします。

  

≫塗ってくれいの商品情報はこちら・・・

 

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①石膏ボードに直接施工できる!工期短縮!



従来の土壁は付着などの問題で石膏系の下地材をこすり、その上に土壁を施工しています。
塗ってくれい【Clay】はジョイント処理後、そのまま施工でき、工期を短縮できます。

 

②上塗り材でも下塗り材でも!



6色展開でそのまま上塗り材として使用できます。
さらに乾燥後は漆喰の押さえが可能な水引き加減に調整しているので、土下地への漆喰施工に慣れている方にはおすすめです。

 

③強度が高い!



土壁はどうしても他の壁材に比べ、強度が劣ります。厚みでカバーしたりもしますが、厚く塗れば塗るほど石膏ボード等への負担もあり、又乾燥しにくく工期もかかります。
塗ってくれい【Clay】はそれらデメリットをカバーし、乾燥後に指で強く擦っても跡もつかず使用場所に気を遣わなくてすみます。
※従来の土壁は傷が付きやすいため、腰板を貼り、腰板より上部分の施工が多いです。

 

④撥水剤との併用で外部に使用できます



塗り壁混入用撥水剤「ミクサップ」との併用で外部への土壁施工が可能になります。
従来の土壁に「ミクサップ」混ぜて施工しても保護してくれますが、長期的に撥水剤の効果が切れてしまった場合に雨がかかってしまうとすぐ流れ出してしまいます。

 

⑤デザインが自由自在に!

 

塗りやすく配合してあり、さらに厚みも標準は2ミリですが、より薄く、より厚く塗る事にも対応していますので、様々な仕上げ方が可能です。

糊土風に!

引き摺り仕上げで店舗のアクセントに!

わらすさを追加混入して中塗り仕舞い風に!

 

 

土壁のことならお問い合わせください!

2022/08/05(金曜日)土壁販売|伝統的な土壁仕上げ材料 糊土

 


伝統材料を自分で調合して作るには知識と経験が必要になる


 

以前、出張時に古民家の改修現場で「糊土」施工をしているという事でご訪問させて頂きました。

サンプル作りの際に、仕上がりの色で使用する土を決めています。

今回は淡路土の色味の素朴な感じが希望だそうです。淡路土を上塗り用にする為、篩にかけた物の粘性に合わせ、砂(珪砂)とひだしスサを配合し、最後に作業しやすい粘性に海藻糊を投入します。

今は、海藻糊100%の【島かべ角又】があるので便利ですね~。このまま1日ほど練り置いた材料を施工しています。

下地は中塗り土下地になります。

実際に塗りつけている作業です。

塗りつけて養生をすぐ剥がしを繰り返しますが、養生テープを貼る前、事前にちり厚に合わせて薄く油を柱に塗っています。

そうする事で、粘着によって木材がささくれる事を防いでいます。

何度もサンプル作りをしている賜物でしょうか?実際に少し触らせて頂きましたが非常に塗りやすいです。

 

左が塗り付け鏝。右が波消し鏝です。

塗りつけて場を平滑にし、出来た波を波消し鏝で1~2回撫でて終了です。

あまり触らない方が、土本来の表情が出る為、土壁は撫でものと言われるんですね。

 

綺麗に仕上がりましたね~。お施主様には会えなかったのですが、この工程を非常に楽しみにされていたそうです。

梁も素晴らしくこだわりの木材が使用されています。

このように茶室の壁のように、上品に仕上がる糊土ですが、やはり配合は難しいのも事実。

そんな場合には当社が販売している配合済み糊土「本土壁やすらぎ」があるのでご検討ください!


«本土壁やすらぎの商品情報はこちらから・・・

 

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