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「漆喰をお探しですか?」の記事一覧

2021/09/28(火曜日)漆喰はなぜ練り置きする?

漆喰は練り置きすると塗りやすくなるから!


「島かべ練り漆喰」は、塩焼き消石灰・貝灰・麻すさ・海藻糊炊き糊を配合した本格的な文化財におすすめする伝統製法の漆喰壁です。

 

>>島かべ練り漆喰のご購入はこちらから

 

「漆喰は練り置きするといい!」と聞いたことがあります。

以前、調べた「荒壁土」の練り置きと漆喰の練り置きではどう違うのか調べてみました。

 

≪荒壁土の関連ブログは下記から

 

まず漆喰には糊が使われています。この糊が練り置きすることで水を吸い膨張します。

この膨張で糊の保水力が上がり、鏝滑りが良くなります。要するに作業性が良くなると言うことです。

もうひとつ作業性が良くなる理由があります。漆喰にはつなぎ材として、麻すさ(麻繊維)が入っております。この麻すさが練り置きすることにより、水分を吸い込み、塗った時、漆喰の中に沈み込みやすくなります。なので、ひっかかりがなくなり、スムーズに鏝が滑るようになります。

以上のような理由から漆喰は練り置きすることにより、作業性がグンと上がるのでおすすめしております。

 

漆喰のことならご相談ください!

2021/11/27(土曜日)表面がザラザラの漆喰(しっくい)はできる?砂漆喰仕上げ


砂の入った漆喰で表面がザラザラした仕上がりになります!


突然ですがみなさん、漆喰と言えばツルっとした表面が印象的ではないでしょうか?

ですが、お客様から「表面がザラっとした漆喰を考えていて、骨材(寒水石)を混ぜたい」そんなお声をいただくことございます。

確かに、上塗り漆喰に寒水石など骨材を追加で混ぜれば、表面がザラザラに仕上がり、今までの漆喰とはイメージが違う仕上げができます。

実は骨材を入れる=砂漆喰(中塗り用漆喰)と同じなんです!

なので寒水石を混ぜなくても、砂漆喰で仕上げ塗りを行えばザラザラした表面の仕上げはできます。

【島かべ砂漆喰】は、既調合の砂漆喰で水で練るだけですぐに使えます。

 

漆喰に骨材が入るだけで普段のしっくいとはまた違う、洋風イメージになるので砂漆喰仕上げも良いと思います。

もちろん塗り方もさまざまなパターン(意匠)を選択できます。

漆喰の表面を粗く仕上げたいときは、砂漆喰をぜひご利用ください

2021/09/20(月曜日)屋根漆喰の性能がUP!ドカッとで屋根漆喰が変わる!

屋根しっくいの性能が向上する!?そんな使い方!


文化財関連でも、古民家でも地域によって使われる屋根しっくい、そんな屋根しっくいも作業性と性能を求められています。
屋根しっくいは、写真のような瓦を止めるときに使われたり、面戸(雀口)などの補修などに使われる。

粘土でできた瓦の性質から、セメントや樹脂で固めるのではなく、漆喰で瓦を止めるのが最適とされています。
ただ、通常の漆喰でここまで盛り上げるとなると非常に厳しい!通常の漆喰はドカ付けが出来ないので、垂れや割れが起こります。

また、近年の酸性雨や排ガスなどの環境問題で漆喰自体の劣化も早まっているとも言われています。


長期暴露での屋根しっくい!

屋根の上は、劣悪な環境!それに耐えなければならない・・・

ドカッと!と混入型漆喰専用撥水剤ミクサップを使えば、屋根しっくいもOK!

 

ドカッとは、通常の漆喰よりも厚付けが出来、尚且つダレなども起こりません。
写真のようにかまぼこ状に盛り付けても作業性が良好で一発で仕上がります。

 

また、このドカッとに漆喰専用の混入型撥水剤「ミクサップ」を入れることで性能が向上します。

屋根しっくいは日々風雨に晒されます。ミクサップを使うことで、後から撥水剤を塗ったりする必要もなく、漆喰を水から守ります。

≫外壁漆喰に使える、混入型撥水剤!ミクサップ

ミクサップとドカッとで屋根しっくいをもっと美しく、もっと早く、もっと強くを実現しませんか?

 

漆喰に関するお問わせは・・・

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