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「問題解決のご提案!」の記事一覧

2017/02/03(金曜日)第3回左官組合様たたき講習会

12月に第1回目をご紹介させていただきました、鳥取県左官組合様たたき講習会第3回へ行ってきました。道中は大雪でした(ーー;)
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第1回は昔ながらの伝統的たたき弊社商品「重吉たたき1㎡セット」、第2回が地元鳥取県の土を利用した本たたき、第3回がまた弊社商品現代風たたき「ウルトラソイル1㎡セット」というスケジュールなっており、この度はウルトラソイルを施工していただきました。
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昔ながらのたたきとは違い、鏝塗りで施工ができて、駐車場にも使用できるという事でみなさまも楽しみにしてくださっていて、作業性も「思ったより全然塗りやすい商品ですね」と言っていただきました(^-^)ありがとうございます。
仕上げ方法も「洗いだけじゃなく色々試そう」ということで様々な仕上げを…
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さすがにプロの方達!一度施工してコツを掴むと、その後は瞬く間に塗りつけを完了させ、しかも丁寧です。
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最後は「立ち上がりも施工できるのなら、壁面に施工してみよう」と壁面まで…
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ご参加いただき左官様お疲れ様でした。今までお問い合わせがなかった貴重なご意見を聞くことができました、ありがとうございます(^^)

2021/11/01(月曜日)古民家改修に使う土壁材料|小舞荒壁と中塗り土!


古民家改修現場へ、絶対必要な荒壁土と中塗り土と土壁仕上げ材


 

いつもお世話になっているお客様から今、築100年ぐらいの古民家改修をやっているので見に来ればとお誘い頂き見に行ってきました。

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非常に大きな古民家で、昔ながらの工法にこだわり改修していました。
完成後は、住宅として使われるそうなので新たに間取りなどの変更で小舞掻きもしていました。

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古民家の改修は、様々な下地の状況や求められる改修方法があり決まったルールがありません。
土壁を厚くする場合や、薄く塗らなくてはならない状況、剥がしたり、剥がさず塗ったりと、現場の求める要求に対応できるよう準備士とかなくてはなりません。

そんな時には、まずは荒壁

>荒壁練土(小舞荒壁から屋根土まで古民家改修の強い味方)

ただ、荒壁練つには藁が入っていません。必ず藁すさを入れて下さい。

>荒壁用藁すさ

 

ちょうど外壁の中塗り土塗りだったので見せて頂きました。

中塗り土は、荒壁乾燥後の凸凹を直す材料です。

当社では、土と砂と藁を混ぜる手間を考慮し既調合で混ぜた中塗り土をご用意しております。

>中塗り土をお探しのお客様は・・・こちら

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最近、ひげこや布連も品薄で今回は手作りされたそうです。
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馬小屋の柱にこんなのが付いていました。
昔の人は素晴らしいですね。

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今回も古民家の奥の深さを勉強させて頂きました。

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土壁の最終仕上げに塗る土壁は、これ

>本土壁やすらぎ

2016/12/28(水曜日)簡易なクラック補修ならヒビキエール!

出張時にクラックが入った蔵の補修案を教えて欲しいとの事で訪問させて頂きました。

壁の一面が大きい箇所に開口部からクラックが入ってしまい、塗り替えないといけないかな?との事でした。
塗り替えの場合は・・・
①シーラー処理
②クラック部位にネット貼り
③塗り替え下地材 漆喰ベース塗り
④上塗り漆喰塗り
と結構な作業工程があります。しかも各工程に乾燥期間が必要ですので日数もそれなりにかかります。
勿論塗り替えるのが最善の補修方法ではありますが、そこまでの工期や単価が出ない場合は簡易的にクラック部分だけを補修する方法もあります。

クラック部分にパテ埋めしてクラックを塞いで保護する「ヒビキエール」
ヒビキエール

壁にパテ埋めしてはみ出た分を取り除くだけの簡単施工です。
漆喰を埋めた物やチョーク等で一時的に隠しても、雨がかりでいずれ流れてしまいますし流れた汚れが他の部位を汚してしまう事もあります。
ヒビキエールは流れ出しませんので長期的に壁を保護します。
※濡れた場合に多少濡れ色になりますので、ヒビキエール施工後プロテクターGなどを併用すれば目立ちにくくなります。

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