こだわりの住宅での人気がまだまだ高い小舞荒壁。

土壁や漆喰壁を塗って仕上がってしまうと見えなくなる下地としての儚さがありますが、やっぱりなんとも言えない美しさを感じます。地域によって塗り方も、編み方も、使う材料も違う答えの無い地域の特色を生かした小舞（木舞）荒壁は歴史と共に育まれてきた日本の伝統文化。

迫力を感じる６寸柱と１寸もある分厚い通し抜き・・・

十分練り置きした荒壁土！塗る前に再度荒すさを追加して調整。
この藁と土の感じも最高です。

勝手な妄想・・「いい家には土を塗る！」でした。

「これでいいのか？」「いやいやこうちゃいますか？」といいながら社内にある文献や現場で見てきた知識をひっぱり出し社内勉強会を行いました。
小舞荒壁工法は全国各地すべてやり方が違い答えがありません。今回は近壁流でチャレンジ、小舞竹の量や小舞縄の１坪当たりの長さを検証しながらお客様に説明できるように検証を行いました。
さすがに荒壁土塗りには悪戦苦闘！最後には手で塗る始末・・・腐り土くさい、くさい、田んぼのにおいと言いながらなんとか終了！来月にはレポート作成しご希望の皆様にお渡し致します。

１か月寝かすといい感じで藁すさ腐っています。
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何回もやっているうちに上手くなってきました。

先月の「土間三和土」の勉強会も本日追加検証も終え無事終了。あとはレポートを作成するのみです。５月に入り今月の社内勉強会は木舞荒壁（小舞）、それに向けて今日は荒壁作りからスタート。今日は天気も良く絶好の泥遊び日和。後は月末まで寝かして使えるようにします。今後は、淡路土の荒壁練土も作るので皆さんお楽しみに・・・
今日は泥パックで足と手がすべすべ
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良い土が出来ました！