「お勧め製品ご紹介！」の記事一覧

2019/02/28（木曜日）冬場に使えるねぇ～『ドカッと！』

この度新製品として発売した『早くしまーる』・・・新製品なのに凄い反響！ビックリです。
冬場の漆喰工事に皆さんお困りだったんですね・・・本当は、気温５℃以下は施工しないで欲しい

この早くしまーるに使われている『技術』はだいぶん前から当社では使っておりました。
そのノウハウが詰まっているのが厚付け軽量砂漆喰『島かべドカッと』です。

ドカッとは一度に１０㎜塗ってもダレず、また通常の砂漆喰とは違い、乾燥スピードも向上させている漆喰です。
例えば、木摺り下地などの下塗りに抜群なんです。

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木摺り下地は、間伐材を使い、１００％自然素材の下地なので、石膏ボードより『エコ』な下地とも言われています。

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このようにドカ付けが必要な場所に最適な材料にもこの『早くしまーる』のノウハウが詰め込まれています。

2019/02/27（水曜日）白く色ボケした黒しっくいのリペアをお考えの方へ

以前のブログで白く色ムラになった黒しっくいのリペアには「プロテクターB」が簡単で便利ですよというご紹介をさせていただきましたが、お客様の中には良いのはわかるけど、どのぐらい効果があるの？と疑問をもっている方もいると思います。そんなお客様のために、当社工場内に試験してある写真を掲載させていただきます。試験は軒の出が無く雨に直接打たれる壁面に黒しっくいを施工し、黒しっくい乾燥後プロテクターBを塗った部分と、塗っていない部分をつくり、写真は約4年経過したものです。

写真の左側2個所の黒いままの部分が「プロテクターB」を塗った部分です。塗った当時と色は変わらず黒いままです。
写真右側とプロテクターBのまわりのグレー色になっている部分が黒しっくいを塗っただけの部分です。もちろん塗った当初は黒しっくいも真っ黒でした。写真のように4年経つとこれだけ雨による二次白華で色が白くなります。ただ試験用に雨が必ず当たる壁面に施工しているので、若干の誤差は実際の現場ではあると思います。
しかし、このように並べて比べて見るとプロテクターBの性能の高さがよくおわかりいただけると思います。黒しっくいが白くなってリペアをお考えの方はぜひ「プロテクターB」をご利用ください。

＞＞プロテクターＢくわしくはこちらから・・・

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2019/02/23（土曜日）寒い時期でもウルトラソイルは１日で仕上がるの？

冬は左官仕事には強敵ですが、工期の関係上、施工しなければいけない事もあります。
今回は土間のたたき風材料「ウルトラソイル」を施工した現場にお邪魔しました。

シーラー処理や墨出し等の事前処理は前日までに終わらせて頂いています。
私がお邪魔した時は塗り付けも押さえも終わっている状態でした。

18㎡ほどの現場ですが、左官職人様は「塗り付けは2人で2時間ぐらいで十分だったよ」とおっしゃっていました。
さらにこの現場はよりたたき風に見せる為に、大きい骨材（塗り厚が15㎜なので以内に収まるもの）を塗り付けた後に、ばらまいて押さえています。
さすが本職の方々ですね。慣れている作業は本当に早い！

しかしウルトラソイルはここからが本番です。
意匠をたたき風に見せ、さらに高強度で後々ボロボロと削れたりしないのを両立する為に、拭き取り作業があります。

気温は5℃は下回っていないと思いますが、塗りつけてから4時間後ぐらいにスタイロフォームを置いてもあまり型もつかず乗れる状態になり、いざ拭き取り開始です。
今回は屋内で風も抜けないので、少し拭き取りまで時間がかかりましたが、屋外や風が抜けるともっと拭き取りまでは早くなります。

たたき風に見せる為には、表面のノロが邪魔なので、左官刷毛でしっかり表面を荒らしながら混入されている砂利が見える程度に拭き取っていきます。
㎡数にもよりますが、全面先に左官刷毛で荒らして行く方が効率が良さそうでした。
その後、残ったノロをスポンジを何度も洗いながら表面を整えました。

埋め込んだ大きい骨材もしっかり見えていますね。
仕上げていくと同時に養生類も外しながら完成です。

冬場でも1日で仕上がって良かったですが、特に寒い時期は、この後白華する恐れもあります。
その場合は酸洗いの作業が別途必要になってきますので、元請け様や施主様への周知をお願いしたいです。
左官職人様の施工の感想は「強度を優先してるから仕方ないけど、ノロが少し多いから、拭き取り時の水替えが大変だね。水を大きいバケツで貯めておく等、水替え作業をスムーズにすればもう少し楽に終わるね。ただ本来のたたきの手間とは雲泥の差だけどね(笑)。古民家とか店舗には提案するよ」といったものでした。

お施主様に仕上がりも喜んで頂き、貴重な現場のお声も聴け、勉強になる訪問でした。

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