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「店舗デザインに使う壁材・床材」の記事一覧

2024/04/08(月曜日)上品な雰囲気と素材感 両方を求めるなら砂漆喰がおすすめ

砂の素材を感じる上品な仕上がりに

 

お客様から下記のような塗り壁の問い合わせが増えています。

「上品さも感じる表面を少しだけザラザラさせた塗り壁をしたい。上品さも欲しいのでほんとに少しだけ」

「落ち着きも感じる空間にしたいので、壁も落ち着きを感じるテクスチャで。でも少し変化も欲しい」

このようなお客様によくご採用いただくのが「砂漆喰仕上げ」です。

 


通常の砂漆喰「島かべ砂漆喰」の表面
■島かべ砂漆喰くわしくはこちら…

 


漆喰に土壁を混ぜた砂漆喰

 

ほんのりと砂が表面に見え、主張しすぎない、上品さと素材感が両立する仕上がりになります。

 

色が欲しい場合は「カラー漆喰」に砂を混ぜる

 

カラーが欲しいお客様には「島かべカラー漆喰」に「白砂」を混ぜて砂漆喰にすればカラー砂漆喰施工ができます。


■「島かべカラー漆喰」はくわしくはこちら…

 


■「白砂」くわしくはこちら…

 

混ぜる割合は「島かべカラー漆喰10㎏」に対し、「白砂 砂漆喰用」5㎏を混ぜて施工してください。

 


カラー漆喰に「白砂」を混ぜた表面

 

上品さもあり、凹凸感あるテクスチャにしたい場合は砂漆喰仕上げをご検討ください。

2024/04/02(火曜日)AWASO(オーダー壁)の採用現場のご紹介

コンセプトは洞窟の中ような空間

 

AWASO(オーダー壁)を採用いただいたお客様の店舗が完成したので撮影にお邪魔しました。

 

 

 

壁だけでなく、床材もオーダーで開発し、採用いただいております。

家具やインテリアとの相性もバッチリですね。素敵な空間です。
海外のお店にいるような雰囲気になっていました。

 

 

採用にいたった経緯をお伝えすると、オーダー依頼者はこの店舗のオーナー様で、「土のミュージアムSHIDO」に興味が有りご来社いただいた所からスタートしました。


■土のミュージアムSHIDOくわしくはこちら⇒土のミュージアムSHIDO (kinkikabezai.com)

 

当社のミュージアムを見て、空間内の雰囲気を非常に気に入ってくださり、オーナー様が表現したかった「洞窟の中にいるような感覚」が表現できそうだとのことから、オーダー壁の開発依頼をいただきました。

依頼いただき、サンプルを提出し、ご納得いただいた当社が開発した壁が下記になります。

 

オーナー様も完成後のお店の雰囲気に満足していると言っていただきました。

 

当社ではお客様のイメージやコンセプトに合う壁の製造、開発をしております。写真やパースなどでご要望をお聞かせください。

お聞きした内容を元にサンプル作成し、お客様にご確認いただきます。サンプルはご納得いただくまで、何度でも作成致します。

「こんなデザインにしたい!」「あんな空間ができないか?」などで困っている方はご相談ください。

2023/10/11(水曜日)自然を感じる土のような壁

年月が経過した山肌のような表面 内部・外部どちらにも使用できる壁


 

 

エコやSDGsの観点から建築でも「自然を感じる空間」というコンセプトが増えてきているようです。

そんなコンセプトに合う空間を創るとなれば、例えば植物を置いてみたり、木(木材)が見える天井にしてみたりなど、方法はさまざまあります。

自然を感じる空間づくりで壁に着目しているデザイナーや設計士様より、

「表面が荒々しい感じで土っぽくしたい」

「ゴツゴツした土のような表面の壁はできますか?」

とお問わせいただいたことが数回あります。そんな時に提案しているのが左官仕上げの中の一つ「掻き落とし」です。

 

 

弊社の地元、淡路島の砂を壁材に混ぜて壁に塗り、ある程度乾燥してから、表面を削り落とす仕上げ方法です。

表面を削ることで表面に混ぜた砂が良く見えるようになり、凹凸もはっきり出て荒々しい、力強い雰囲気になります。

 

■通常の壁材で掻き落としはできない

 

「掻き落とし」はどちらかと言えば伝統的な左官仕上げの方法になります。昔は施工をお願いされた左官職人が自分で材料を調合していましたが、現代に継承されていません。

「掻き落とし」は仕上げに表面を削る工程があり、砂などが混ざった重い材料を厚く塗る必要があります。

 

 

通常の塗り壁仕上げ材に砂などを混ぜて塗れば、重さに耐えられず、塗った材料が下に落ちてしまいます。

また、仕上げまでの工期の問題もあります。塗れば終わりではない、最後に表面を削る工程が有る掻き落としは、塗ってある程度材料が固くなってからでないと削る事ができません。

 

 

長年、左官材料にたずさわってきた当社のノウハウを活かし、重い材料を厚く塗っても落ちない高い接着性、塗ったその日に仕上げまでするための乾燥時間、内部・外部どちらにも使用できる耐久性なども考慮した掻き落とし専用材料を開発しました。

 

 

土のような感じ、土っぽさを出せる「自然を感じる空間」を創りたい方はご相談ください。

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