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2021/09/10(金曜日)漆喰用の撥水剤もついにここまで進化したか!

外壁の漆喰を保護して長持ちさせよう


もともと日本は高温多湿、それに加え住宅事情も軒が短くなり壁面に直接雨が当たるようになってきました。近年のゲリラ豪雨や台風もあってやはり漆喰を守る必要があります。

そこで登場したのが、『島かべ撥水剤』。
防カビ効果も追加してますます高性能の撥水剤となりました。

 

性能的には、島かべ撥水剤がNO,1ですが、島かべしっくいが完全乾燥した後にローラー、刷毛で塗るタイプで工期が無いなどの理由で使えない場合もあります。

そこで、研究室は考えました・・・!
そして誕生したのが、撥水効果が高い漆喰『リライム』です。
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リライムは、漆喰に特殊撥水剤を配合した漆喰で、外壁専用に使われております。
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≫外壁専用リライム漆喰はコチラ・・・

このリライムのノウハウを活かし、島かべ漆喰にも使える特殊撥水剤の開発に着手。
混入型の撥水剤の開発を開始しました。
混入型は島かべ撥水剤のように塗布型(トップコート)より効果は弱くなりますが、漆喰自体の性能を向上させる効果があります。

そして、誕生したのが・・・

混入型撥水剤!『ミクサップ(MIX-UP)』

 

2021/09/10(金曜日)下地からのアク(灰汁)を止めるには?

アクにも様々な種類が


アクといっても実は様々あります。
一般的には、炭酸カリウムが主成分のアルカリ性のアクが有名ですが、こちらは無色です。
一方、植物のアクの成分で無機質のカリウムやマグネシウムやカルシウムと、有機物のポリフェノール(リグニンやタンニン)が反応したものが色がついているアクで漆喰等の白色では目立ってしまうものになります。
反応物質(リグニン酸カルシウム等)の特徴として、水に溶ける物質で水と共に広がり移動する性質になります。ですので、塗り壁をした場合に乾燥過程(表面に水が移動)で水と共にアクが移動し、表面に色が付いたアクが出るようになります。

ではアクを止めるには?ですが・・・方法は数種類あります。
①アルカリ系(漆喰等)の材料はアクが水と共に移動しやすいので、中性材料の石膏系や樹脂系の方がアクは出にくい。
※上塗り材料の変更は現実的ではないので、下地に石膏系のアク止め下地材等を塗るのが効果的です。

②アクは陰イオン(アルカリ)に帯同しているので、陽イオンの物質で吸着します。
※塗る材料の中に陽イオンのアクを吸着する物質を混入すれば、プラスとマイナスの関係で表面に出る前に吸着してアクが止まります。勿論混入量が大事になります。

③アクは水と共に広がるので、吸水を押さえて止水する。
※シーラー材等で止水をし水の移動を押さえればアクは表面に出ませんが、ペンキのように完全に止水すると上塗り材(漆喰等)との付着が著しく低下します。

上記のような方法を併用すれば限りなくアクが出る事を抑えますが、全てを行うのは手間の面でもコストの面でも大変です。かといって一か八かで施工をし、アクが表面に出てきて塗り替えとなったらもっと大変です。
そこでおすすめするのが、「島かべプライマー」です。

弊社の島かべプライマーは③の止水をしてアクを止めるタイプですが、唯一の弱点の上塗り材との付着力の改善をしている商品になります。
上塗りに漆喰を塗っても剥離すること無く付着します。コンパネ下地や古い壁の塗り替え時の下地処理としてもご利用いただけます。
是非お試しください。

 

2021/09/10(金曜日)伝統の漆喰には「島かべ油」を入れて防水効果UP!

昔から漆喰に油を入れるのはなぜ?


漆喰に不具合がおきる原因の一番は水が内部まで浸入して起こるものです。
例えば・・・
下地のモルタルまで水が廻り剥離してきた・・・
表面の汚れやカビの元になる胞子が水と共に壁内へ浸入し、カビの原因になったなど・・・

そこで漆喰の撥水性を向上させる為に昔から漆喰には油を混入し施工されています。
水と油は分子構造が違いすぎて非常に混ざりにくいです。ですので油入りの漆喰にしておくと、雨がかかっても漆喰内の油が水をはじいてくれ、撥水状態になります。
油入り漆喰と油無し漆喰では大きく耐久性に違いが出るので、外壁や水廻り施工時に、撥水材を塗布しない場合は、必ず油を入れて塗って下さい。

では油ならなんでもいいのでしょうか?
答えはNOです。
実は油には種類や性質によって乾燥スピードなどが違います。すぐに乾燥する乾性油を混入すれば漆喰が乾く前に油だけ乾燥してしまい、油のムラが表面に出たりします。
逆に不乾性油(乾かない)を混入すれば、押さえをする漆喰の中で油が乾かずに材料がよってしまったりします。

弊社が販売している「島かべ油」は漆喰施工に合わせた漆喰専用の油にブレンドしています。

 

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