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「問題解決のご提案!」の記事一覧

2019/02/19(火曜日)お寺の鐘撞き堂に土間たたき「ウルトラソイル」を施工していただきました

先週以前からお付き合いがある職人様が、はじめて弊社土間たたき材「ウルトラソイル1㎡セット」を施工してくださることになり、施工説明にお伺いしました。現場はお寺の鐘撞き堂の土間です。
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事前に下地コンクリートに「城かべシーラー」を塗布していただいており、準備万端!練って材料を塗り付けていきます。
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練り加減はコンクリートなどと比べると、少し硬め。その理由はウルトラソイルは強度と下地への接着力を高めるため、樹脂が配合されています。樹脂が入ると材料自体にねばみがあるため、少し硬めに練った方が、鏝離れが良くなり、塗り付け時施工しやすくなるためです。
施工㎡数は約30㎡、職人様お二人で練りと塗り付けを分担して約2時間半で塗り付け終了。この日は気温が7℃と低めだったので、塗り付け後の養生時間が少し長くなるかな?と個人的には思っていたのですが、風がかなり強く吹いていて、思ったよりもはやく乾燥しました。内部、外部どちらも施工可能な商品ですが、やはり気候条件、環境によって仕上げ拭き取りまでの養生時間に違いがでます。塗り付つけ完了後、30分程度してから仕上げ拭き取りへ。
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濡らした刷毛で表面のノロと取り、取ったノロをスポンジで拭き取っていきます。左官さんいわく、刷毛も毛が硬いものを使用した方がこの材料のノロ取りにはいいねと言っていました。
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拭き取ったあとの表面はこんな感じです。表面に砂利が出てきます。この度はカラー山吹をご採用いただきました。
>>ウルトラソイルのご購入はこちらから・・・

この後1週間程度乾燥させてから表面を酸洗いしていただきます。酸洗いすることで、白華して白くなった部分を除去するだけでは無く、砂利の表面にうすく残ったノロがきれいに落ち、より砂利が表面に際立つようになります。
https://youtu.be/rwFeiIWzXLA

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20181220102224675_0001 近畿壁材の材料を使用した現場写真募集中です!

2019/02/07(木曜日)木摺り下地にドカッと漆喰塗ってます!

以前にご紹介させて頂いたお寺の現場。
本堂の漆喰工事が終わり、本堂横の庫裏(くり)の施工に入っています。


«以前の記事はこちら・・・

 

庫裏も木摺り下地で一度に厚付け出来る「島かべドカッと」を使用して施工していきます。

猛暑の中、左官職人様は本当にお疲れ様です。
島かべドカッと!は砂漆喰よりも乾燥が早いため、完全乾燥したところからシーラーを塗り、中塗り→上塗りと施工していきます。
«ドカッとの軽さ、強度が分かる砂しっくいとの比較サンプル申し込みはこちらから・・・

 

今回の訪問では庫裏の内装の打ち合わせもしました。
和風の要望でしたので、ボードに直接塗る事が出来る土壁「塗ってくれい」をご提案し採用頂きました。

ビス穴やボードの継ぎ目の処理の仕方を打ち合わせし、実際に塗ってくれいの現物を左官職人様に塗って頂き、材料の感触をつかんで頂きました。
«塗ってくれいを試してみたい!現物サンプルはこちらから・・・

 

 

11月頃の完成で来年のお正月は新築のお寺で参拝出来るように、着々と進んでいますので又随時ご報告したいと思います。

2019/02/06(水曜日)漆喰にカビが生え補修する現場に行ってきました!

意外に多い漆喰にカビが発生する案件!
抗菌作用が非常に強い漆喰ですが、条件が整えばカビは発生してしまいます。
«漆喰上にカビが発生するメカニズムについての記事はこちら・・・

今回はカビを除去した後、塗り直しをする現場にお伺いしました。

①最初の工程は発生したカビを除去しないといけません。
カビキラー等の除去剤でも効果はありますが、カビの菌糸は表面から中へ中へ侵入して行く為、漆喰内部の奥に菌糸が残っている可能性があります。
菌糸が残ったまま塗り直しの補修をした場合、短期間で再発する恐れがあるので、漆喰専用の「殺カビ剤」を塗布します。
殺カビ剤は非常に細かい粒子に設定しており、壁奥深くまで浸透し、カビの菌糸を殺します。
※殺カビ剤は漂白作用はないので、菌糸は死にますが白くなりません。
«漆喰専用殺カビ剤はこちら・・・

②カビの菌糸を除去したら漆喰の塗り直しになります。

下地の漆喰ベースを塗り、乾燥後に上塗り漆喰を仕上げます。


③再発しないようにカビ対策をした上塗り漆喰を塗ります。
カビが発生した箇所は、カビが生息しやすい環境にあるという事です。同じような漆喰の仕上げをしても再発する可能性が高いです。
今回は漆喰専用の抗菌剤と新発売の混入型撥水剤のミクサップを漆喰に混入し仕上げて頂きました。
カビに対して抗菌作用を持つ抗菌剤と、カビの発生条件の一つである水分を漆喰内に侵入させない撥水剤の併用で予防します。
«漆喰専用カビ抗菌剤「城かべ抗菌剤」はこちら・・・
«混入型撥水剤「ミクサップ」はこちら・・・
どちらも混入型になっており、施工手間は増えないので使用しやすい商品になっています。

一度カビが発生してしまうと、除去するにしても補修するにしても大変な作業ですので、是非最初の施工時に予防対策をしておくのをおすすめします。

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