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「お勧め製品ご紹介!」の記事一覧

2022/07/07(木曜日)漆喰の塗り替え|古い漆喰壁を新しい漆喰に塗り直さなければならない業者様へ!


現状の漆喰壁に納得してますか?
漆喰の塗り替えが必要ならご相談下さい


 

内装の汚れた漆喰、外壁のカビが生えた漆喰をメンテナンス!

 

漆喰壁の需要が増えてきました。最近弊社では漆喰壁が一番ご注文いただいており、施工実績が増えているのは内壁(内部)です。

自然素材漆喰の特徴呼吸する性能、漆喰を塗った部屋のデザイン・パターン、意匠の高級感から漆喰を建て主(施主)様がお選びになる事が多くなっています。

 

しかし、汚れや亀裂など、プラスターボードに塗った漆喰をお客様の要望で塗り替えなくてはならない。

残念です・・・・

 

しかし、既存の漆喰の上に、新しく塗る漆喰は引っ付きません。

 

 

そんな簡単にはいかない漆喰の塗り替え

 

「古い漆喰の上に漆喰を塗りたい!」
「新しく漆喰でリフォームしたい!」

また、外壁の漆喰でも同じこと、外部漆喰壁の塗り替えも含めてです。
そんな内外部の塗り替えの中でで多いお問い合わせが古い漆喰壁の上にまた漆喰壁を塗りたいというご要望です。

 

 

もう一度書きます!「通常なら漆喰の上に新しく漆喰は塗れません!」

 

当社の漆喰塗り替え用下地材を使えば、そんな難しい問題を解決することができます。
そのノウハウは、

 

漆喰専用の「下塗り材」と「下地処理材」にあります

 

当社の漆喰専用の下地処理材を使えば、塗り替え問題が一発解決です。

① 古い漆喰壁にもしっかり定着する高い付着力!

② 施工後すぐ乾き工期短縮になる速乾性!

③ 上塗り漆喰壁を塗った時の心地よい作業性!

今現在塗ってある漆喰壁は落ちてもいない。でも汚れが目立ってきたので塗り替えたいとお考えの方はいませんか?

 

専用の下地材は下記からご購入いただけます!

2021/09/10(金曜日)大直し(斑直し)やってみた

荒壁 土壁 重吉
先月の社内勉強会で塗った荒壁下地に貫伏せ大直しを行いました。
出来栄えは社員さん全員顔を見合わせながら 「ん!・・・・ま、素人やし・・・中塗りで直しましょか・・・」 「こんなもんでしょ」てな感じです。
配合は、
表面に塗った土は、淡路中塗り土バケツ1、淡路産左官砂バケツ1.5、淡路産マルナカすさバケツ1 (すべて容積)

1人1枚練習でみんな泥んこになりながら完成!
土壁 荒壁
最初土バケツ1に左官砂2でやってみましたがサクサクで塗り難かったように思います。
貫伏せは長藁で行いました。

このセメントみたいな物は、前回荒壁で残った腐り土・・・だいぶ臭い。
良い色になりましたよね。
荒壁 土壁 腐り土

完成!表は中塗り土、中は腐り土2か月物。
次回社内勉強会は・・・
6月29日月曜日・・・淡路中塗り土を検証します。
≫前回の勉強会はこちら・・・

荒壁 土壁 

2022/09/10(土曜日)漆喰に使われる海藻糊販売!海藻糊はこんなに優秀なんです。

日本伝統の漆喰壁に使われる海藻糊販売!


漆喰は主原料の消石灰と糊材とすさ繊維で出来ています。後は用途に応じて骨材が入ります。
今日はその中の糊材に使う海藻糊のお話です。

日本では、独自の薄塗りで押さえて真っ直ぐ仕上げる為に、海藻糊を添加し塗る文化が広がりました。
海藻糊には「銀杏草」「つのまた」「ふのり」等があり、これらは海藻の種類です。厳密に言えば銀杏草はつのまた属なのでつのまたの親戚ですね。

こうした海藻糊の一番大きな役割は、材料の保水性を高めて作業時に水不足にならないようにする事です。水不足になるとドライアウトがおきて剥離したり、強度不足になったり、薄く塗る事が出来ず厚塗りになりクラックが入ったりと様々な不具合に繋がります。

次に材料の粘性調整にも役立ちます。粘すぎると真っ直ぐ塗り押さえる事が困難になります(樹脂が入ると押さえれなくなるのはこの為です)。粘性が足らず、サクすぎると作業時に鏝板から落下したり作業が困難になります。保水と粘性の面で日本の漆喰に丁度いい塩梅にしてくれるのが海藻糊になります。

さらにあまり知られていない?特徴をご紹介します。
海藻糊は初期段階での付着力(接着力)を高めてくれます。

現代建築では様々な下地への漆喰施工の希望があります。モルタルの上、セメント系の下地材の上、土の上等々・・・漆喰ではない性質が異なる材料の上に漆喰を塗る時はどうしても剥離の危険性が高まりますし、特に大壁工法では、一面が大きく下地の揺れも大きいです。風でも揺れますし、車の振動でも揺れます。そうした時に下地と漆喰が離れてしまい剥離になってしまう事もあります。

そういう場合に海藻糊の濃い漆喰材料を一度下地にしごき塗りし、従来の漆喰材料を追っかけ塗りすることで下地とがっつり接着した塗り壁になります。引き糊工法といいますが、極端にいうと消石灰を海藻糊の煮汁だけで練ったものをしごき塗りすれば接着力がすごい漆喰になります。もし漆喰だけ剥離してしまった等のご経験がある方は、是非引き糊工法をご検討ください。

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