近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
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「ようこそ淡路島情報!」の記事一覧

2015/06/03(水曜日)淡路花博2015:ミライの学び舎その2

淡路中塗り土で作った、たたきの舞台。近くで見るとこんな感じ。たたきというより塗壁ですかね。結構鏝を通しているのか表面はつるつるです。でも立ち上がりの一部はあえて洗出し風にざらざらした面にしていて、単調でないところも心憎いですよね。
裸足で歩かせてもらったのですが、しっとり、ひんやり、真っ平でない感じが足の裏に伝わります。ホントは腹ばいになってみたかったんだけどなー(笑)
花博土間

中塗り土の舞台を作った都倉さんも満足そう。
花博左官2人

土壁塗りなどのワークショップでお茶席もありました。お抹茶を点ててくださったのは、自然派茶道星窓主宰の「目黒公久さん」。大きな藁入りの土壁も1ヶ月かけて少しずつ表情も変わり楽しみだとのこと。そして一番驚いたのがこのお茶席、移動可能なんですって。なんと軽トラにのせてどこでも行っちゃうのです。都会のオフィス街でこのお茶席が出没したら素敵だと思いませんか?

花博茶席全景
花博茶人

2015/06/03(水曜日)淡路花博2015:ミライの学び舎その1

淡路花博2015花みどりフェアが開催されています。(実は明日5/31までですが)
イベント会場、淡路夢舞台エリアの野外劇場芝生広場では茅葺職人、左官職人、庭師による素晴らしい空間を創っています。この茅葺屋根を葺いたのが神戸の茅葺職人「相良育弥さん」。6人がかりで4日でこの大きい屋根を完成させたそうです。
花博茅葺斜め

青森県産の茅は長くて固く強度があるのが特長。その青森県の茅をふんだんに使ってこの巨大な屋根を創っています。今日も日中は真夏日でしたが、屋根の下はひんやりと涼しくとても快適です。時折、風が吹いて茅が擦れピキッピキッという音がするのですが、まるで小鳥のさえずりのようにも聞こえます。
花博茅葺内

茅葺屋根の前には埼玉の左官職人「都倉達也さん」、淡路中塗り土の土間たたき舞台。コンパネの上に中塗り土でたたきをしていますが、なんとピアノが乗ってますよ~!心配したけど大丈夫そう。凄いね、この技術。
そして、舞台の両サイドには水をはった田んぼが。創ったのは長崎県の庭人「山口陽介さん」。蛙やあめんぼがいてもおかしくないくらい自然な風景。
花博茅葺正面

 

2022/08/05(金曜日)公共施設にも土壁が合う|土壁デザイン

 

 

地元の公共施設にもデザイン豊かな土壁が採用されています

 

一般的に単調な作りになってしまうことが多い公共施設
特に学校や体育館は機能や利便性、安全性を重視しなければいけない部分と、何より税金を使うことから予算に限りがあります。

しかし、その市町村のシンボルでもあり、その地域以外の多くの人の目に触れるため、見た目のインパクトを求められることがあります。

そんな他との違い、特徴を出しやすいのが塗り壁です。以前にも紹介した地元市営の体育館「一宮いざなぎアリーナ」の玄関エントランスホールにも塗り壁が使われております。

 

ちょっとした塗り壁の使い方で重厚感、高級感が出ますね。また、少ない照明でも凹凸がある塗り壁は陰影により、奥行や立体感がでて、これもまたデザイン的な魅力です。

公共の体育館エントランスホールへの塗り壁。

 

土壁

土壁

 

エレベータホールの「掻き落とし」仕上げ。表面に見える地元の淡路砂利がいいですね。

 

土壁

 

表面の凹凸からの高級感

 

掻き落し

 

多くの方が訪れる公共施設だからこそ、こだわったデザイン土壁にしてみるもの良いですし、

廃棄処理の必要が無く土に返せる、エコで地球環境にやさしい土壁を公共施設に使用しているのもアピールポイントになるのではないでしょうか。

 

土壁のデザインに関するお問い合わせはぜひご相談ください

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