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「お勧め製品ご紹介!」の記事一覧

2022/01/19(水曜日)藁すさの種類もいろいろあります!ご紹介!

藁すさにも様々な種類があります


土壁の素材としてかかせない製品「藁すさ」。
最近お問合せが多いので、それぞれの商品のご紹介を改めてしたいと思います。

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まず、当社販売の藁苆【わらすさ】について・・・

藁苆(わらすさ)は、日本伝統の左官材料で、通常土壁に入れるものです。小舞下地の荒壁から大直し中塗り、切返し仕舞いから上塗りである糊差しや水捏ねに至るまですべてに利用しており種類も大きさも様々です。
わらすさの利用は歴史的にも大変古く、日本最古の法隆寺でもその使用は認められており、稲作が日本で行われるようになり土が建築に使われだしたころからすでに混入されていたのではないかと考えられています。昔から国内の稲作農家は多く藁を様々な分野で活用されていたため、その古材としてわらすさは安価で量も多く手に入ることから日本全国に広まったと考えられます。
残念ながらわらすさを利用する土壁は、近年の建築様式が徐々に乾式工法に変わり需要も激減し製造しているところも少なくなってきました。
しかし、当社は、日本の伝統を守るべく製造方法にもこだわり、原料となる稲藁は刈り取ってすぐのものは水分を多く含み張りがありほぐれにくくアクもよく出るという理由から古いものを利用し、長期間水に浸して十分灰汁を抜き乾燥させ、よく叩いてほぐし必要のない節を除去し、乾燥させ必要な大きさに切断し袋に詰めるという作業工程で製造しております。

【商品名:あくぬきわらすさ】

あくぬきわらすさは薬品を使わない特殊製法で稲藁のアクを抜いた後、天日干しでよく乾燥させ、それから裁断し梱包する手間ひまをかけて製造しております。
中塗り土や漆喰・珪藻土・じゅらく壁などの各種仕上材に混入出来ます。

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≫あくぬきわらすさの商品ページはこちら・・・

 

【商品名:ひだしすさ】

ひだしすさはあくぬきわらすさと同じ特殊製法で製造し、あくぬきわらすさよりもさらに細かく裁断してある藁すさです。土壁仕上げの中でもより上品に仕上げる、切り返し仕上げなどにご使用いただけます。

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≫ひだしすさの商品ページはこちら・・・

 

【商品名:みじんすさ】

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土壁仕上げの最上級ともいわれる「水捏ね仕上げ」に使用される、厳選された素材の一つがみじんすさです。ひだしすさよりもさらに細かいので、上塗り材料に混ぜても目立たなくなります。

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≫みじんすさの商品ページはこちら・・・

 

【商品名:まるなかすさ】

少し荒めの藁すさで繊維がしっかりしていて、稲色がきれいなのが特徴です。アクは抜いていませんが漆喰に混ぜるとすさの荒々しさがよくでて、すさのまわりにほんのりとすさのあくが出て味わい深い表情になります。

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まるなかすさの商品ページはこちら・・・

 

【商品名:中すさ】

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アクを抜いていない稲藁を乾燥させ裁断したのもです。昔から地域によっては「つなすさ」とも呼ばれ、あくぬきすさに比べ、すさの繊維がかたいので中塗り土に混ぜご使用いただくのが一般的です。

≫中すさの商品ページはこちら

 

【商品名:荒すさ】

収穫後の稲藁を15センチ程度にカットした製品です。荒壁の亀裂防止はもちろん鏝離れ、鏝すべりを良好にし、長期間の土との練り合わせによる腐敗と発酵でより強い荒壁土になります。

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≫荒すさの商品ページはこちら・・・

ご興味がありましたらお問合せ下さい!

2020/01/16(木曜日)カビと汚れに強い塗り壁 デザイン|クリーム色でかわいい住宅

洋風住宅の外壁を想定しできた外壁材


 

メンテナンスフリーの外壁材「キープウォール」

なぜメンテナンスフリーなのか?その秘密は下の動画でご確認ください

 

この度お邪魔させていただいた「キープウォール」の現場は、クリーム色を塗っていただいた新築住宅の現場です。

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無事に施工も終わり、かわいらしい外観のお家に仕上がっていました。クリーム色は淡い色調なので落ち着いた雰囲気もあります。

「キープウォール」にはこちらの現場で塗っていただいたクリームの他にホワイトが有り、カラー2色です。

色2色[1]

ご採用いただいた工務店様は、今まで使用していた外壁材の汚れでお困りだったそうで、施工後2~3年経過するとお施主様より外壁の手直しを言われることが多かったそうです。
そこで「キープウォール」が目にとまり、塗り見本での試験や、ご紹介した動画などをご覧いただき採用いただきました。

2020/01/14(火曜日)石膏ボード(PB)に漆喰を塗るならこの下地材!

石膏ボードに直接漆喰ぬれません そんな時はこの下地


漆喰専用下地材「ボードベース」をご存知ですか?

ボードベース荷姿写真webサイズ300

ボードベースは、漆喰壁専用に作られた下地材です。
内装への島かべしっくい施工を簡単に美しく仕上ることのできる抜群の性能と、亀裂なども防いでくれる強度、古い壁の塗り替えなどにもご使用頂けるあく止め効果など様々な特長があります。

ボードベース中身セット写真カタログ用webサイズ

ボードベースは、1セット4㎡、0.7㎜厚と薄くしごき塗りで仕上る事ができます。

≫石膏ボード(PB)下地への漆喰施工方法へはこちら

 

◇石膏ボード(プラスターボード)に島かべしっくいを塗る場合に大活躍!
こちらでも簡単に施工方法をご紹介します。

①石膏ボードをビス止めします。

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②ジョイント部分に亀裂防止のファイバーネットを張ります。

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③ジョイント部分はVカットしているほうが割れにくいので、出来ればVカットしてください。

④全面に島かべドライストップ(水引調整シーラー)を塗ります。ドライストップは塗らなくても施工出来ますが、ボードベースの作業性向上にぜひ塗って下さい。

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※島かべドライストップは、通常3倍液でお使い下さい。
3倍液の作り方は、ドライストップ1本(1リットル)に水(2リットル)1:2の割合で希釈します。

 

 

 

≫島かべドライストップは、漆喰専用に作られたシーラー材です。下地の吸水を抑え、付着力を向上させます。ドライストップについて詳しくは・・・・

⑤混練(ボードベース)を練ります。
ボードベースは、主材と配合材のセットから出来ている材料で、まずは、バケツに配合材(液体)を入れます。

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⑥次に主材を入れます。

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⑦ハンドミキサーで軽く練ったあと、少しずつ水を加えながら柔らかく練っていきます。

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⑦練り上がった材料をジョイント部分を埋めるようにしごき塗りを行います。

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⑧全面にボードベースを塗って完成!

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⑨ボードベース乾燥後、直接島かべしっくいを塗って下さい。

漆喰上塗り

≫如何ですか?内装用万能下地材ボードベース、ご興味のある方はコチラからご覧下さい。

古い漆喰壁の塗り替えなどにも使えるボードベースで、漆喰リフォームしてみませんか?

白水モデルmitumasa

新築やリフォームで漆喰を塗りたい業者様お問い合わせください。

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

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