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2020/01/24(金曜日)黒漆喰について!黒漆喰の使い方はこちら

黒漆喰施工をお考えのお客様!朗報です、島かべ瑞黒は使いやすい漆喰です。


弊社製品の中でもお問い合わせが常に上位にくる壁用黒しっくい「島かべ瑞黒(ずいぐろ)」

施工方法は2種類あり商品説明書や動画で紹介させて頂いています。
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瑞黒は誰が塗っても、真っ黒に仕上がるというコンセプトになっています。
従来の白色の漆喰を真っ黒になるまで着色し、さらに漆喰は白華する性質があるので、それらを解消する為にノロ掛け仕様の黒漆喰材料にしています。
そのため材料自体は乾燥が早く、通常の漆喰のような感覚とは少し違った施工感となります。

まず瑞黒を塗る上で重要なことが施工箇所だと思います。
①真壁なのか、大壁なのか?
②1枚の壁の㎡数はどれくらいなのか?
③㎡数に対して施工する人数は何人なのか?
上記のような事を加味して施工方法を決めて下さい。
真壁で1枚1枚仕上げていけるなら、追っかけ施工が塗りやすいでしょうし、大壁で面が大きい場合は下地の城かべを乾かさないと物理的に無理だと思います。
現場現場に合った施工方法を選べれば、色ムラ等のリスクは格段に減ります。

次に、2種類の施工方法の注意点の違いですが
①追っかけ施工の場合
下地の島かべしっくいから水が上がってくるので鏝伸びが非常に良く作業性が抜群にいいです。注意点は下地の城かべ漆喰が2ミリ以上ぐらいの厚みだったり、砂漆喰からの追っかけ施工だったりすると、必要以上に水が下地から上がってくる状況になり、押さえきれないと光沢だったり、白華の原因になります。
下地の漆喰を1~1.5㎜ぐらいにして瑞黒を塗りつけて波を消し、1回程度軽く押さえるぐらいで仕上げた方がいいと思います。
※下地から水が上がってくる限り押さえ続ける事が出来ますが、壁面全面が同時に乾く事は無く、部分的な押さえとなると磨き壁をするようなよほどの熟練の技術が必要になってしまいます。

②下地を乾かして島かべドライストップを塗り乾燥した下地の場合
シーラーの塗り方や濃度に大きく影響されます。シーラーの塗り重なった部分と1度塗りの箇所の水引きが変わったり、追っかけ施工に比べ乾燥が早いと思います。
注意点は白の漆喰でも一緒ですが、乾燥が早すぎるとドライアウト気味になり、乾いた後に手に黒くついてしまいます。そうならないように必ず城かべシーラーの3倍液を使用し、縦横斜めに万遍なく塗りつけ出来るだけムラ引きのしないシーラー施工をして下さい。もしくは1回目を塗りつけてからなるべく早く2回目の瑞黒を塗ると追っかけ施工のようになりドライアウトはおきません。
https://youtu.be/HGLHiyJy6xI
難しく書いてしまいましたが、理屈が分かって施工すれば私のようなド素人でも上手く仕上げれますのでご参考にして下さい。
また冬は乾燥スピードが遅くなるため、白華しやすく色ムラになりやすい季節です。気温や天候には充分気を付けて施工お願いいたします。
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黒漆喰についてのお問合せはこちら・・・

電話でのお問合せ ☎0799-85-1147 スマートフォンをご利用の場合、こちらをタップすることで電話をかけることができます

2020/01/19(日曜日)定番中の定番ですが、それが大事!お寺の漆喰。

お寺に漆喰は定番中の定番ですが、最近では吹き付けやペンキを塗ることも・・・やっぱりお寺には昔ながらの本漆喰、城かべ漆喰がお勧め!

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≫本漆喰の定番!城かべ漆喰は漆喰壁の最高峰!

もちろん、建築洋式も変わり、小舞土壁などはほとんどありませんが、大丈夫、本漆喰は、プラスターボードにも使用可能!!

そんなプラスターボードに本漆喰が塗れるのも、下地材の進化ですね。
下地が大事なのは当然ですが、下に隠れることからあまりみなさんこだわりがないようですね、で美しく漆喰を塗るには仕上材よりやはり下地が大事!!

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そんな伝統の漆喰壁にお勧めの下地材がこれ!

ボードベース荷姿写真webサイズ
≫ボードベース!抜群の性能で、高評価!!

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プラスターボードに漆喰を仕上るには、ボードベースが最高です。

https://youtu.be/Ysb8sJmER3I

≫ボードベースはこちら・・・

 

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ https://www.kinkikabezai.com/

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2022/01/19(水曜日)藁すさの種類もいろいろあります!ご紹介!

藁すさにも様々な種類があります


土壁の素材としてかかせない製品「藁すさ」。
最近お問合せが多いので、それぞれの商品のご紹介を改めてしたいと思います。

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まず、当社販売の藁苆【わらすさ】について・・・

藁苆(わらすさ)は、日本伝統の左官材料で、通常土壁に入れるものです。小舞下地の荒壁から大直し中塗り、切返し仕舞いから上塗りである糊差しや水捏ねに至るまですべてに利用しており種類も大きさも様々です。
わらすさの利用は歴史的にも大変古く、日本最古の法隆寺でもその使用は認められており、稲作が日本で行われるようになり土が建築に使われだしたころからすでに混入されていたのではないかと考えられています。昔から国内の稲作農家は多く藁を様々な分野で活用されていたため、その古材としてわらすさは安価で量も多く手に入ることから日本全国に広まったと考えられます。
残念ながらわらすさを利用する土壁は、近年の建築様式が徐々に乾式工法に変わり需要も激減し製造しているところも少なくなってきました。
しかし、当社は、日本の伝統を守るべく製造方法にもこだわり、原料となる稲藁は刈り取ってすぐのものは水分を多く含み張りがありほぐれにくくアクもよく出るという理由から古いものを利用し、長期間水に浸して十分灰汁を抜き乾燥させ、よく叩いてほぐし必要のない節を除去し、乾燥させ必要な大きさに切断し袋に詰めるという作業工程で製造しております。

【商品名:あくぬきわらすさ】

あくぬきわらすさは薬品を使わない特殊製法で稲藁のアクを抜いた後、天日干しでよく乾燥させ、それから裁断し梱包する手間ひまをかけて製造しております。
中塗り土や漆喰・珪藻土・じゅらく壁などの各種仕上材に混入出来ます。

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≫あくぬきわらすさの商品ページはこちら・・・

 

【商品名:ひだしすさ】

ひだしすさはあくぬきわらすさと同じ特殊製法で製造し、あくぬきわらすさよりもさらに細かく裁断してある藁すさです。土壁仕上げの中でもより上品に仕上げる、切り返し仕上げなどにご使用いただけます。

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≫ひだしすさの商品ページはこちら・・・

 

【商品名:みじんすさ】

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土壁仕上げの最上級ともいわれる「水捏ね仕上げ」に使用される、厳選された素材の一つがみじんすさです。ひだしすさよりもさらに細かいので、上塗り材料に混ぜても目立たなくなります。

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≫みじんすさの商品ページはこちら・・・

 

【商品名:まるなかすさ】

少し荒めの藁すさで繊維がしっかりしていて、稲色がきれいなのが特徴です。アクは抜いていませんが漆喰に混ぜるとすさの荒々しさがよくでて、すさのまわりにほんのりとすさのあくが出て味わい深い表情になります。

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まるなかすさの商品ページはこちら・・・

 

【商品名:中すさ】

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アクを抜いていない稲藁を乾燥させ裁断したのもです。昔から地域によっては「つなすさ」とも呼ばれ、あくぬきすさに比べ、すさの繊維がかたいので中塗り土に混ぜご使用いただくのが一般的です。

≫中すさの商品ページはこちら

 

【商品名:荒すさ】

収穫後の稲藁を15センチ程度にカットした製品です。荒壁の亀裂防止はもちろん鏝離れ、鏝すべりを良好にし、長期間の土との練り合わせによる腐敗と発酵でより強い荒壁土になります。

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≫荒すさの商品ページはこちら・・・

ご興味がありましたらお問合せ下さい!

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