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2022/08/29(月曜日)版築土塀人気だけど、実際型枠組んで版築突くのはちょっと大変!そんなお悩みを持つお客様にご提案!

デザイン的にかっこいい版築土塀そんな版築デザインを塗り壁で提案!

え!そんなことができるの?

 

近畿壁材も版築のデザインを塗り壁でできないか?試行錯誤してきました。

土壁の色を変えたり、塗のパターンを変えたり、塗ってクレイを地層のように塗り分けました。

ただ、ちょっと違うかなぁ~

そして次にチャレンジしたのが、掻き落とし!

版築土塀ができる土壁!「塗ってクレイ」

 

 

 

もっとリヤルに、もっと版築・・・というわけで研究室が編み出した最終形!

 

どう?

 

この版築風塗り壁の実現には、掻き落としができる配合石灰

〉掻き落とし配合石灰!

 

 

 

 

2022/08/26(金曜日)漆喰(しっくい)の良い点と悪い点

 


自然素材だからって良い所ばかりじゃない、もちろん悪い点も

 

漆喰(しっくい)は塗り壁材料として今現在も人気が高く、認知度も上がり、住宅など身近な壁に塗っていただく機会もかなり増えました。
そこであらためてみなさんに漆喰(しっくい)にはどんなメリットがあるのか?またデメリットは?のお話させていただきます。

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〇メリット(良い点)
・長い歴史で培われた日本の風土にあった湿度調節機能がある
・昔ながらの自然素材を素材とすることで化学物質を含まない高い安全性
・消石灰の持つ強アルカリ性による高い殺菌、抗菌性がある
・不燃材料で燃えても有毒ガスを発生させない防火性能
・どんな建築にも合う左官材料特有の無限のデザインが表現できる

 

〇デメリット
・自然素材のため施工の場所、施工時期など環境に左右されやすい
・性質上弾性力が無く、割れやすい
・呼吸性能があり、多孔質のため汚れが付きやすい
・自然素材のため仕上げ後施工する人の影響を受けやすい(強度など)

 

このメリット・デメリットは伝統的な昔ながらの漆喰(しっくい)のお話です。

これらの良い点、悪い点を踏まえると、特に外部に伝統の漆喰を使用する場合には注意が必要になります。

弊社では文化財などに使用される伝統的な漆喰はもちもん、上記のメリット・デメリットをふまえ、従来の漆喰の弱点を補ったニュータイプの漆喰、ハイブリッド漆喰も販売しております。


■ハイブリッド漆喰くわしくはこちら・・・

漆喰(しっくい)の良いところ、悪いところをご理解いただいた上で、施工方法や施工する環境により、伝統的な漆喰を使用するのか、弱点を補ったニュータイプ漆喰を使用するのかを使い分けてご使用いただければ施工後のクレームも減り、ご採用いただいた方にも喜んでいただけるのではないでしょうか。

2022/08/22(月曜日)漆喰を触ると白い粉が・・・そんな漆喰のメンテナンス方法

 

白華(白い粉)は施工後の水分が原因で発生します


今回、漆喰に起きる白華(はっか)について調べてみました。

まず漆喰の白華の主な原因は、水分です。この白華には、2つの種類があります。

まず1つ目、「一次白華」です。一次白華は、施工後~乾燥までの水分が原因で発生します。

次に2つ目、「二次白華」です。二次白華は、雨がかかりした部分が水分により施工完了後に白華します。

一次白華は施工後~乾燥までの水分が原因の為、乾燥スピードによって大きく影響されます。

ですので冬場など乾燥スピードが遅いと白華がひどくなります。

そこで冬場の漆喰施工などで起こる白華現象を止めるトップコート【チョーキングストップ】紹介します。

白華は、白い粉がつくことからそ「チョーキング」と呼ぶこともあります。

チョーキングストップはそんな現象を止めるトップコートで、白い粉がつかないようになります。

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